雑記

SNS上での個人情報のやり取りとプレゼント企画について

SNS上での個人情報のやり取りについて

私は昨年からTwitterでのプレゼント企画を数回実施させていただいておりますが、ここ最近はTwitter上で不正に個人情報を入手したり、販売告知からの詐欺など、たくさんのトラブルを見かけるようになりました。

もちろん純粋にプレゼント企画を楽しんでいる企画者様や応募者様がいらっしゃる事も重々承知しておりますが、今一度ご自身の行動について冷静に考えてみてはと今回記事にさせていただいた次第です。

Twitterでのプレゼント企画については以前にも記事にさせていただいておりますのでよろしければ併せてご参考下さい。

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個人情報について

私自身、Twitter上でのプレゼント企画にて当選者様の個人情報を受け取った経験があります。

もちろん同意を得た上で、賞品の発送以外に使用せずに宛名書きが完了次第速やかに破棄しておりますが、これに関してはTwitter上でいくら伝えたとしても証明してみせる事が出来ません。

また、私の場合はスマートレターにて当選者様に賞品を郵送させていただいており、私自身の個人情報も封筒に記載している為、例え企画者の立場であってもリスクが発生してしまいます。

情報化が進み、その中でも個人情報の扱いというのは日本でも「個人情報保護法」により遵守する義務として定められております。

ところが、この個人情報保護法は「事業者」に対して定められているものであり、個人には個人情報保護法を遵守するという義務はありません。

一度SNS上で伝えてしまった個人情報は相手が破棄してくれない限りずっと残ってしまいい、悪意ある利用者は様々な手段を用いて個人情報を悪用しようと考えている訳です。

悪用されるケース
  • 軽度~悪質な悪戯
  • 空き巣被害
  • 第三者への情報流出

住まいというのは中々簡単に引っ越しができるものではありません。それが持ち家となれば尚更です。

これらに関しては自分を守れるのは自分だけ。今一度、ご自身の個人情報についてしっかりと考えてみてください。

個人情報のやり取りについて

賞品を発送、受け取る際も個人情報を伝える必要があります。

よく郵便局留めであれば住所等の情報は不要だと勘違いしていらっしゃる方がいますが、それは本来の利用方法とは誤っており、郵便局留めであろうが住所や氏名の記載は必要になります

郵便局留めの場合は家族に荷物を知られたくない等の際に有効な手段で、匿名配送するものではありません。

企画者の場合であれば「商品が届かずに廃棄されてしまう」リスクを飲む事で、企画者は自分の住所を記載せずに封筒でポスト投函する事が可能です。

また、私が調べた手段の中でクロネコヤマトさんのサービスであるLINEを使った配送であればお互いが匿名で商品のやり取りをする事が出来ますが、こちらに関しては資材代+送料がかかりますので企画者からするとやや面倒な手段となります。

企画者の多くは「プレゼントするんだから送付先の住所くらい教えて欲しい」と考え、「教えられないのにどうして応募してきたの」と考える方もいらっしゃると思います。

私は企画者としても応募者としても経験がありますので、どちらの気持ちも分かっているつもりですが、少々複雑な思いです。

個人的な意見にはなりますが、paypay等で資材代+送料を送金いただき、クロネコヤマトさんの匿名配送を使うのが一番良いのではないかと最近は考えております。

応募者の立場としても資材代+送料を支払う事で何の不安もなく商品を受け取れるのであればそれが一番良いのではないでしょうか。

企画者としての対応

企画者の立場であれば、いただいた個人情報の扱いについては十分な配慮が必要です。

私の場合はTwitter上のダイレクトメッセージ(DM)で送付先の住所をお聞きし、スマートレターの宛名に「手書き」が完了次第、メッセージボックスから個人情報の部分を削除しております。

字が汚いからパソコン等でラベルを作成して…という事を考えた事もありますが、一度でもデータ化してしまえば例えゴミ箱から削除したとしても流出してしまうリスクがゼロにならないと思ったのであえて手書きにしています。

手書きする事で私の脳内には少なからず記憶されてしまいますが、ハッキリ言って現在までの当選者様で個人情報を完全に覚えている人など1人もいません。(芸能人と同姓同名の方なんかが当選者となった場合は名前を覚えてしまうかもしれませんが…。)

ただ、企画者としてどれだけ気をつけようが最初に申し上げた通り、それを証明する手段がありません。

手書きした直後に廃棄対応した事を伝えたとしても、「どこか別の所にメモしたんじゃないの?」と疑われてしまえばそれまでです。

最後は信用してもらう事しかありません。

それでも企画者として当選者様の個人情報をいただく以上、配慮に配慮を重ね、十分過ぎるぐらいの対応をしましょう。

さいごに

私はTwitter上でのプレゼント企画について、ある意味でギャンブル要素があると思っています。

無料で商品が貰える代わりに個人情報を相手に伝え、悪用される可能性もゼロでは無いという事は「投資をし、損をする可能性もあるが、利益が出るかもしれない」という考え方に似ていると思います。

これはSNS上での物の売買にも言える事で、数千~数万のプレゼントに対して自身の個人情報が悪用されるリスクをしっかりと考えないといけません。

結局のところ自分を守る事が出来るのは自分だけなのです。

私は企画を走らせている立場でもありますので、プレゼント企画自体が悪い事だとは思いません。

ただ、「知っている共通のフォロワーさんがいるから」といった事では無く、しっかりと自身の目と頭で考え、判断しましょう

言い方が汚くなってしまいますが、特にSNS上界隈では疑う気持ちを無くしてはならないでしょう。

書いていて寂しい気持ちになりましたが、少しでも企画者様、応募者様の考え方に変化を与え、少しでも被害を減らす事につながれば幸いです。

それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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2018年に30歳となり、第一子となる息子が誕生。田舎の中小企業に勤務。 朝起きて、仕事に行き、帰ってきては寝る。という同じ様な毎日から抜け出したくてブログを始める。自身の経験を基にお役立ち情報を配信しています。

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