雑記

30代前半で大腸ポリープが見つかった経緯と健康診断の重要性【便潜血】

30代前半で大腸ポリープが見つかる!健康診断の重要性について

実は今月の頭に今年の健康診断で見つかった「大腸ポリープ」の摘出手術を受ける為に1泊2日で入院していました。

私の場合は祖父母が大腸がん、父親が大腸ポリープと家系的にポリープが出来やすい体質なんですが、まさか32歳で見つかるとは思ってもいませんでした

初めての入院、手術というワードに不安は隠しきれませんでしたが特に問題なく無事に摘出する事が出来ました。

今回は自身の経験を基に、大腸ポリープが見つかった経緯と健康診断の重要性についてご紹介させていただきます。

私は医療関係者ではありません。自身の経験を基に、患者側の話としてご紹介させていただきますので一つの例としてご参考下さい。

大腸ポリープとは

まず大腸ポリープについてですが、聞きなれない方もいらっしゃると思います。私の場合は大腸がん家系である事から、大腸ポリープについては昔からある程度知識がありました。

大腸内に出来たイボのようなもので、腺腫といわれる腫瘍性のものが多くの割合を占め、私の場合もこの腺腫がS字結腸に出来ていました。

この腺腫は放置しておくとがん化する可能性があり、早期に切除してしまう事で大腸がんの発生リスクを減らす事が出来ます。

大腸ポリープは急激に大きくなるものは稀で、何年もかけて徐々に大きくなっていきますが、無症状である事が多いです。

また、数パーセントながら悪性の可能性もあるという事。

私の場合は見つかった時点で1cm弱の大きさでしたが、恐らく20代の頃には既に小さいものが出来ていたんだと思います。

では無症状なのにどうして見つかったのか。

30代で大腸ポリープが見つかった経緯

なぜ無症状である大腸ポリープが見つかったかというと、私の場合は健康診断で見つかりました

恐らく多くの方が毎年受診されているであろう健康診断ですが、その中の一つの「検便」で陽性反応がありました。

検便の検査結果で、便の中に血液が混じっていた(便潜血)という事で要精密検査という診断となりました。

2回のうち、1回が陽性反応

この検便は大腸がんの早期発見をする為に非常に有効な検査なんですが、2日分の便を採取して提出しているケースがほとんどだと思います。

ヨメもっき
ヨメもっき
どうして2回も採取しないといけないの?
もっき
もっき
それにはきちんとした理由があるんだ!

大腸がんが1回の検便で陽性反応が出る確率は6割程度だと言われています。

それが2回となると8割程にまで上昇し、逆に3回以上となると大腸がんでは無い人が陽性となってしまう可能性が増加する事から、この2回という回数が一番信頼性が高いと言われています。

私の場合も2回のうちの1回が陽性反応でした。

下腹部の違和感があった

大腸ポリープは無症状である事が多く、直接的な関係はおそらく無いと思いますが私の場合は検便をする2週間程前から下腹部にちょっとした違和感がありました。

痛みという訳では無く、普段ならあまり気にしない程度の違和感でしたが健康診断前という事もあって例年以上に気を遣って検便の便を採取しました。

健康診断当日もお医者さんに「2週間程下腹部に違和感がある」という事を伝え、恐らく何も無いんだろうなと思っていたんですが、結果として「しっかりと便を採取した」という事が今回の結果に多少なりとも繋がったんじゃないかと思います。

便検査に関係なく、健康診断で「要精密検査」となる事は決して気持ちのいいものではありません。

自身の身体に何か異常があり、その異常が何なのか判明していないという事が恐ろしく不安を感じさせます。

大腸カメラ(大腸内視鏡)の実施

便検査で要精密検査となってからは病院へ行き、大腸カメラ(大腸内視鏡)を実施する事になりました。

簡単に言うと胃カメラの逆バージョンですね。鼻や口からカメラを入れて診る胃カメラとは違って肛門からカメラを挿入し、大腸を隅々までチェックします。

私は胃カメラの経験がありますが、検査だけでいえば大腸カメラの方が楽に感じました。胃カメラにしろ大腸カメラにしろお医者さんの腕で患者への負荷が違うようです。

胃の場合は食べなければ胃の中が空っぽになりますが、大腸の場合は出さなければ大腸の中がキレイになりません

大腸の中をキレイにする為に下剤をたくさん飲むんですが、この下剤を飲むのが辛いという方も多くいらっしゃいます。

私の場合は下剤もスポーツドリンクの様な味で普通に飲めましたが、排便を繰り返す事で肛門がヒリヒリと痛む事が辛かったです。

そして1cm程の大腸ポリープが見つかりました。

大腸カメラについてはこちらで詳しく紹介しています。

大腸カメラ、大腸ポリープ切除手術の流れ
30代で大腸ポリープ 大腸カメラは痛い?摘出手術、入院までの流れ前回の記事で大腸ポリープが見つかるまでの経緯をご紹介させていただきました。 今回は大腸カメラ(大腸内視鏡)の検査や大腸ポリープの摘...

若年層の方へ伝えたい事は健康診断の重要性

私の場合は30歳になった頃から毎年成人病検診を受けています。

30歳といえばまだまだ若いと思っている方も多いと思いますが、身体からは何らかのサインが出ている可能性だって十分有り得ます。

まだ若いし
私は大丈夫

という気持ちが取り返しのつかない事に繋がってしまうかもしれません。

私自身もそういった気持ちが無かったかと言うと嘘になりますが、今回の検査で大腸ポリープが見つかったという事は仮に悪性だったとしても早期発見に繋がる訳なので不幸中の幸いだと思います。

30歳を過ぎたら最低でも年1回は成人病検診を受けて欲しいです。また、40歳を過ぎれば1度は人間ドックを受けた方が良いでしょう。

費用は掛かりますが、何も無ければ良し、何かあっても早期発見に繋がる。安心をお金で買うと思って受診してみましょう。


自身の身体に何かトラブルがあると「何をしても楽しくない」という事を今回感じました。

家族と過ごす時間、趣味の時間、仕事の時間、どれも健康無くしては充実しません。健康第一。私も今回の事が自身の身体と向き合ういい機会になりました。

それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
mokki
2018年に30歳となり、第一子となる息子が誕生。田舎の中小企業に勤務。 朝起きて、仕事に行き、帰ってきては寝る。という同じ様な毎日から抜け出したくてブログを始める。自身の経験を基にお役立ち情報を配信しています。

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