今秋遂にショアジギングデビューを果たした私ですが、ロッド・リール選びにかなり時間を掛けました… というか掛かってしまいました。
ショアジギロッドといえばシマノさんの「コルトスナイパー」が有力ですが、私自身メバリングロッド、リール「月下美人」の使用感からダイワ製品への信頼度がグッと高まり、今回のショアジギロッドもダイワ製品での購入を考えていました。
という事で色々な候補の中から今回私が購入したショアジギロッドは
ジグキャスター MX 96MH
ちょっと奮発しちゃいました。せっかくなので他製品との比較を交えながら使用した感想を紹介したいと思います。
ロッドの長さと硬さ
まず私が悩んだのが長さと硬さ。
ロッドの長さ
長さとは文字通りロッドの長さの事で、私が今回購入したジグキャスターMX96MHの「96」の部分が長さとなります。他のロッドでも同じように86や96、106と表記がされていますがこれはロッドの長さを表しています。
また、ロッドの長さはフィートとインチという長さの単位が用いられ、実際の長さは以下の通り。
- 1フィート=30.48cm
- 1インチ =2.54cm
見方としては「96」の頭の数字「9」がフィート、後ろの数字「6」の部分がインチとなります。
なので
- 9フィート×30.48cm=約274.32cm
- 6インチ×2.54cm=15.24cm
となり、長さが289.56cmで約2.9mとなる訳です。
ロッドの硬さ
次にロッドの硬さについて。ロッドの長さと同様に硬さもロッドに表記されています。
今回購入したジグキャスターMX96MHの「MH」の部分が硬さの表記となり、以下の通り。
- UL=ウルトラライト
- L =ライト
- ML=ミディアムライト
- M =ミディアム
- MH=ミディアムヘビー
- H =ヘビー
- XH=エクストラヘビー
※上にいくにつれ柔らかく、下にいくにつれ硬くなる
ショアジギングでは硬いロッド程重いジグを投げる事が出来ますが、逆に軽めのジグだとロッドがしならないので飛距離が出ません。
ジグキャスターMX96MHを選んだ理由
前置きが長くなりましたが実際に私がジグキャスターMX96MHを選んだ際に注視したポイントは使いやすさと投げられるジグの重量、ガイドの形状です。
ロッドは長ければ長い程飛距離が出せますが、逆に取り回しが辛くなります。
私自身小柄な体型という事もあり、96か106かで最後まで悩みましたが投げられるジグの重量も変らなかったので取り回しの良さで「96」を選択しました。
投げられるジグの重量ですが、ジグキャスターMXの場合
- ミディアム → 10~60g
- ミディアムヘビー → 25~90g
- ヘビー → 40~120g
という事で、ミディアムだとシーバスロッド等とあまり変わりませんし、ちょっと重めのジグを投げたかったのでMHを選択しました。
ちなみに扱えるジグの重量ですが、MAX重量だとキャスティングの際に「大丈夫かな…?」と不安がよぎるので実際に気持ちよく投げられる重量は真ん中あたりだと言われており、実際私は40g~60gのジグをメインにキャストしています。
ジグキャスターとの違い
このジグキャスターMXですが、下位モデルとして「ジグキャスター」が存在します。
値段も1万円近く安価な事からコスパが良さそうで、ショアジギデビューにはもってこいのロッドだと思います。
私自身こちらも検討しましたが、先端のみsicガイドでKガイドが搭載されていなかったのが大きな決め手となりました。
- PタイプフレームKガイド(糸絡み防止、高強度、高耐久)
- リール固定ダブルナット(リールが緩みにくい)
- X45(ねじれ、曲がりへの高弾性)
- HVFカーボン(高強度のねばり)
実際に使ってみた感想
まず実際に使って見た感想ですが、単品で持ってみると軽い。ただリールを付け、ジグを投げ、巻くという作業を2時間程したら次の日には肩がパンパンでした…(苦笑)
ちなみにリールはダイワのブラストLT-5000D-CXHを取り付け、ジグは40g~60gを投げ倒してます。
また、デビュー戦で50cm程のハマチを釣り上げましたが余裕でぶっこ抜けました。強度やしなりに関しては今の所文句なしです。
別の日には30分程の時間で50cm前後のハマチを6匹釣り上げましたが、シーバスロッドやエギングロッドを使っている方がランディングネットでキャッチしてる間にバンバン投げる事が出来ました。
このサイズのハマチ相手ならパワーも申し分無しで、合わせた後は余裕で引き寄せられました。
70cmを超えてくると中々強引にはいかないと思いますが、ロッド1本でここまで変わるのかと思いましたね。
一方でサーフからも使って見ましたが、長さと重さで少々使いづらさを感じました。リールが軽いのもあるかもしれませんが、キャスト後にロッドを支える手が辛い。シーバスロッドの方が取り回しが良いと思います。
サーフでのランガンスタイルには体力と筋力が必要ですね。
さいごに
購入前は色々と悩み、ロッドとリールを合せると決して安くない出費となりましたが結果満足しています。
今シーズンも残りわずかとなり、段々と冷え込んできましたが可能な限り釣行したいと思います。
少しでも購入検討の材料になれば幸いです。それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。