育児

1歳児の行動と事故について 自宅周辺こそ危ない!1歳の子供から目を離さない為に考えるべき事

1歳児の行動と事故について 自宅こそ1番危険

本日ネットニュースを見ていた時の事。私の目に1歳の子供が車にひかれ、亡くなってしまったというニュースが飛び込んできました。

我が家にもちょうど1歳の息子がおり、こういったニュースを見る度に自分の息子と重ねて見てしまい、大変心苦しくなります。

1歳にもなると色んな事に興味を示し、行動範囲も親である私たちの想像を遥かに超えた動きをするので驚かされる事も非常に多いです。

そしてネットのコメントを見ていると

  • ちゃんと見ていない親が悪い
  • 親は何してたんだ
  • どういう神経してるんだ
  • 子供が可哀想

と親を責めるコメントが非常に目立ちます。

確かにね、言いたい事は分かるし私自身も親の責任だと思います。

ただね、そんなの言われなくたって分かってるよ!私からするとそんなのわざわざコメントする方の神経を疑います。ましてや子育て経験の無い方がそんなコメントしてるなら持っての他。

取り乱してしまい、申し訳ないです。

本題ですが、今回は1歳児がどんな行動をするか、親はどうするべきなのか私たち夫婦と息子の経験を元にご紹介させていただきます。

1歳児の行動:子供の実際の行動

実際に子育てを経験された方は分かると思いますが、1歳と言っても1歳になったばかりの子と2歳間近の子では全然違います。

そして同じ月に1歳になった子同士でも成長速度は子供によって全然違います。1歳で走り回っている子もいれば、まだ歩けない子がいるといった様に成長の過程も子供それぞれなんですね。

では実際に我が家の息子(1歳10ヶ月)が実際に取る行動について。

1歳の息子の行動
  • 歩く、走る、ジャンプする
  • 階段を登る
  • 1人でご飯を食べられる
  • 重い引き戸も開けられる
  • 大人用の椅子に座る
  • 踏み台を運んできて色んな所に登る
  • 踏み台を利用して色んな所にある物を手にする
  • キッチンカウンターに登った事も
  • 結構重い物を運べる(引きずる)
  • 靴を自分で履く
  • 外に出たがる
  • 親の行動を真似する

思いつくだけでもこれだけあり、1度出来た事は嬉しさがあるのか、すぐに覚え何度も実践しようとします。

1番驚いたのは「親の行動を真似する」事。ペットボトルの開け方やベビーゲートの開け方、ドア・引き出しの開け方など、親がしている事をなんでも”やってみよう”とします。

成長している証なんでしょうが、下手な事を子供の前で出来なくなります。

失敗事を学ぶ力は弱い

ある程度大きくなった子は痛い思いをした事はやらなくなりますよね?ただ、1歳児はまだそのあたりの事を学ぶ能力が決して高くありません。

不安定な椅子に乗って倒れた事があっても次の日になると、また同じ事を繰り返したりするんですね。

親からすると何度も同じ事に対して注視しないといけません。

怒られていると分からない

子供が危ない事をしているとついつい大きな声で注意したり怒ってしまいがちですが、1歳児の場合はまだ怒られているという事が完全に分かっていません

大きな声を出されるのでびっくりして泣き出してしまったり、なんとなく悪い事なのかな〜と思っていても完全には理解できていないんですね。

1歳児の行動:親はどうするべきか

そりゃ1日中注意して側で子供を見るのが1番良いんでしょうが、ハッキリ言ってず〜っと見ておくなんて無理ですよね。

パパ、ママに関係なく料理、洗濯、掃除といった家事をする時やトイレに行きたい時などどうしてもやらないといけない事だってあります。

我が家では普段妻に息子を見て貰っているので妻には頭が上がらず感謝しかありません。(パパさん、私みたいに思っているだけじゃ無く言葉で感謝を伝えましょうね。)

我が家では息子の行動にもちょっとした生活リズムがあるのでそのタイミングに合わせて行っています。

子供の生活リズム

例えば、午前中に公園に遊びに行ったら午後から昼寝をするといったリズムがあると思います。

  • 起床時間
  • 昼寝時間
  • 就寝時間
  • 好きな遊び
  • 好きなテレビ番組

我が家の場合は「いないいないばあっ!」や「おかあさんといっしょ」などのテレビ番組が好きで夢中になって観て、踊っています。

そしてその番組を録画しておいて息子に観せてあげる事で息子も楽しそうに観ながら妻や私も家の事や自分の事ができる時間となります。

録画した子供番組を何度か観せていると特にお気に入りの”回”が見つかると思います。

ずーっとテレビを観せている分にもいかないのでおもちゃで遊んだり、公園に連れて行ったり、昼寝をしたりと色んなタイミングに合わせる事で時間を上手く使えますよね。

1歳児の行動:目を離してはいけない危険な場所

家の中ではある程度子供の行動を予測できますが、家の中でも危険な場所は存在します。

家の中の危険な場所
  • 高い所
  • 階段
  • 玄関
  • キッチン

普段は届かない高い所でも椅子を運んできたらどうでしょうか。椅子に登ってから普段なら届かない様な高い所に登ってしまう可能性があります。

階段も普段はベビーゲートで閉じていても、親が開けているのを見て開け方を知っていたらどうでしょう?そしてたまたま目を離している時がベビーゲートを「初めて」開けるタイミングになる可能性だってあります。

玄関も同様です。普段はカギをかけていても親が解錠するのを見ていて開け方を知っていたらどうでしょう?家の前は車が走る道路だとすると想像するだけでも恐ろしいですよね。

キッチンも今ではチャイルドロック機能が備わっているものが多いですが、チャイルドロックをし忘れているかもしれません。

ちょっと想像を膨らませただけで家の中にもこれだけの危険な場所が潜んでいます。

それが外出先ならもっと危険な場所が増えますよね。ただ、外出先の場合は家の中と違って親も「危険な事に対してアンテナを張っている」ので私は家の中を含めた自宅周辺こそ危険が潜んでいると考えます。

さいごに

最後にもう1度言いますが、親も気を抜いてしまう自宅こそ1番危険が潜んでいます。今までは届かなかった所に今日は届くかもしれない。

自動車の運転では無いですが、「〜だろう」では無く、「〜かもしれない」と考える事で防げる事故があると思います。

今回のニュースの件は非常に心が痛みましたが、このニュースを見ていなかったら私の息子もひょっとしたら事故に遭っていたかもしれない。

私自身、子育てについて再考するきっかけをいただきました。

そして、亡くなってしまった子供さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

ABOUT ME
mokki
2018年に30歳となり、第一子となる息子が誕生。田舎の中小企業に勤務。 朝起きて、仕事に行き、帰ってきては寝る。という同じ様な毎日から抜け出したくてブログを始める。自身の経験を基にお役立ち情報を配信しています。

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