私は生まれてこの方、阪神タイガースのファンです。
父親が阪神ファンだった影響で気づけば阪神ファンでした。特に、今は引退されてますが、新庄剛士さんの大ファンでした。
阪神ファンってあまり良いイメージが無いと思っている方も多いと思いますが、知らない人でも阪神ファンだと知ると急に距離が縮まるんですよね。そう、仲間意識がすごく高いんです。
一部マナーの悪いファンの方がいるのも事実ですし、それは阪神ファンに限った事では無いと思います。
今シーズンは残念な結果に終わってしまい、金本監督も責任を取る形で退任されました。
私なりに今シーズンのタイガースを振り返ってみます。
ちなみに現在は江越選手推し。来年はなんとかチャンスを掴んで1軍定着を狙って欲しいです。
シーズン前
今年のスローガンは「執念」。
金本監督からも就任以来1番強くなったと期待をせずにはいられない1年になるはずでした。
そして、1番注目を浴びたのがウィリン・ロサリオ選手の加入。
歴代外国人選手の入団1年目としては最高額とされる推定年俸3億4000万+出来高で1年契約されました。
韓国で2連連続3割、30本、メジャーでも通算70本以上の本塁打という事で期待の大きい選手でした。
私個人的にもすごくワクワクしましたし、キャンプでホームランを連発した!なんてニュースを見るとシーズンが楽しみで仕方無かったですね。
そして若手野手選手の台頭。
昨年(2017年)に20本のホームランを放った中谷選手を始め、CSで打ちまくった大山選手。
他にも高山選手、陽川選手、北條選手、糸原選手。
そしてそして私の期待の星、江越選手。
一体誰が活躍するのか。シーズン前はワクワクでした。
終わってみると高山選手、江越選手より藤浪投手、秋山投手の方が打率が上っていう複雑な心境。
そしてオープン戦が始まり、2勝12敗2分けという結果に。
この時は「まぁオープン戦だし」と気楽に考えていました。
シーズン序盤
開幕投手はランディ・メッセンジャー投手。
メッセンジャー投手はこの登板で4年連続の開幕投手を務める事となり、NPB外国人投手の歴代最長開幕投手の記録を達成しました。(私の予想ではケガ等のアクシデントが無い限り2019年の開幕投手もメッセンジャー投手だろうと思います。)
そしてメッセンジャー投手はジャイアンツの菅野投手に投げ勝ち、タイガースは白星発進を決めました。
開幕戦を白星で飾れると何とも言えない安心感があるのは私だけでしょうか(笑)
せっかくの白星発進も2戦目、3戦目と連敗し、最初のカードは負け越しでしたね。
3月4月の成績が11勝12敗の借金1。5月の成績が12勝13敗の借金1。
大きな連敗は無いが連勝も無いという感じでずるずると順位も下がっていきました印象でした。
特に5月終盤の甲子園での対巨人戦3連勝からの対ソフトバンク戦3連敗。
今年のタイガースを象徴するような結果です。
この時期はまだシーズン序盤だし、これからやってくれるはず!と信じて応援してました。
キャプテン福留選手を筆頭に、メッセンジャー投手、糸井選手とベテラン勢が頑張る中、それに続く選手が出てこなかった印象でした。
シーズン中盤
苦手な交流戦がスタートし、交流戦の結果次第で順位が大きく変動。
交流戦がほとんどを占める6月の成績は後半に意地は見せたものの、10勝12敗1分けの借金2。
交流戦順位も11位という結果になり、対して交流戦で勢いに乗ったのがヤクルトでした。
リーグ順位下位だったヤクルトは交流戦で首位に。ヤクルトはここから調子を上げていきました。
一方のタイガースは1つ勝っては2つ負けて。3つ勝っては3つ負けて。とずるずると順位を下げていきました。
この辺りから今年もダメか…。と思うようになりましたね。
7月は梅雨の影響もあってか7試合が雨天中止となり、成績も6勝10敗の借金4。
ここまで勝ち越す月が無いという結果にストレスが貯まりましたね。
タイガースが試合で負けると次の日まで引きずってしまう方いません?(笑)
私がそうなんですが、タイガースが試合に負けると次の日がブルーなんですよね。
特に休み明けの出勤時なんてタイガースの勝敗で気持ちが全然違う…(笑)
シーズン終盤
流れを掴む事の無いままシーズン終盤へ。
タイガースは恒例の魔の長期ロードへ。甲子園球場が高校球児たちの熱い闘いの場に変わります。
8月は序盤白星を重ね、中盤には広島、巨人を相手に勝ち越すなど意地を見せましたが下位チームに負け越す等いまいち波に乗れない。
それでも粘りを見せていましたが終盤に長期ロードが終わり、甲子園に戻ったカードで3連敗と力尽きました。
8月の成績は10勝14敗の借金4。
9月の成績が10勝11敗1分けの借金1。
今年は特にホームゲームの甲子園での負けが目立ちました。
一方で関東のビジター球場(横浜スタジアム、神宮球場)では強かったり。
もうシーズンの勝敗は既に決していましたが、10月の成績が3勝8敗の借金5。
なんとか甲子園での最後のゲームは白星で飾る事ができましたが球場には空席が目立っていました。
1年を通して
通算成績が62勝79敗2分けの借金17。
チーム防御率が4.03のリーグ2位(1位は3.79の巨人)
チーム打率が.253のリーグ5位(リーグ最下位は.250のDeNA)
投打が噛み合ってないのもありますが、明らかに打力不足。
チーム打率リーグ最下位のDeNAは本塁打数181本でダントツのリーグ1位。
一方のタイガースは本塁打数85本。まぁ可愛い。1位とは2倍以上離れています。
シーズン序盤に目立っていた足を使った攻撃も、シーズン中盤以降はあまり見ませんでしたが、盗塁数は77とリーグ2位(1位は広島の95)
本塁打数については甲子園球場がホームランが出にくいというのもあるかもしれませんが、他球団には結構打たれたよ…。
そしてラッキーゾーンの計画が進んでいるようですがそんな事したら他球団から滅多打ちにされないか心配です(苦笑)
個人的優秀選手賞
私個人的にタイガースの選手で優秀選手賞を贈りたいと思う選手。
糸原選手
彼は1年間大きな怪我もせず、調子の波もほとんど無く、打率.286という結果を残しました。
小柄ながら昔の金本さんを思い出させるようなスイング。4割近い出塁率。来期以降も期待です。
個人的敢闘賞
北條選手
開幕は2軍スタートで、1度目の1軍昇格後もヒットが出ずに2軍降格。
再び1軍昇格後はシーズン終盤に怪我で離脱するまで、規定打数未到達ながら打率.322と奮闘してくれました。
原口選手
今年は捕手での勝負を選択。最終的には梅野選手がスタメンマスクを被る事が多かった中、代打での打率が驚異の4割超え。
球団タイ記録の23本の代打安打を放ちました。
藤浪投手
シーズン序盤からコントロールに苦しみ1軍と2軍を行き来していましたが、9月29日の中日戦で849日ぶりの完封勝利。
これには涙が出てきました。そしてバットでも自身初となる満塁ホームランを放つなど打席でも存在感がありました。
個人的に彼なしでは優勝はありえないと思わせる「力」を持っていると思うので来年への期待を込めて。
さいごに
結果的に2018年は補強も失敗。
期待されたロサリオ選手は本来の力を出し切れず退団へ。
途中加入したナバーロ選手もシーズン中に一定の結果は出しましたが退団へ。
個人的にロサリオ選手は野球に対する姿勢もチームへの姿勢も良かっただけにもう少し様子を見てもよかったように思いますが条件面で折り合いがつかなかったのでしょう。後は結果だけだった。
来年は矢野監督の元、コーチ陣も大きく変わります。打率.250でもいいので30本打ってくれる助っ人が欲しいですね。
シーズンが終わると毎日の楽しみが減るようで寂しいですよね。
今シーズンは3回観戦にいきましたが3敗。きっと来年は息子を連れて観戦に行く!
息子の前で猛虎打線を爆発させて欲しいです。
既に秋季キャンプが始まっている中、来年こそは江越選手に活躍して欲しい。
迫る速球に、魂で応えろ。
打球を遥か彼方へ飛ばせ、江越。
江越選手の応援歌より
金本監督が築いたであろう地盤を矢野監督の野球で魅せて欲しい。
来年こそは頑張れ、阪神タイガース!