2018年11月に初めて香港(HongKong)へ行ってきました。
香港(HongKong) 日本名:ホンコン
中国南部に位置し、一国二制度であり、約1,100㎢の面積に700万人を超す人口を有する世界有数の人口密集地である。
※ 引用元:wikipedia
日本ではもう肌寒い時期ですが、香港は11月でも30℃近い気温で結構暑かったです。日本との違いや個人的に驚いた事、治安について簡単に紹介させていただきます。
目次
日本からの移動時間
私は中部国際空港セントレアから出発しましたが、フライト時間は約3時間半。しばらく海外に行って無かったんですが、私が搭乗した飛行機(キャッセイパシフィック航空)はエコノミークラスでも1席1席にモニターが付いており、結構新しい映画(洋画、アジア映画、邦画、アニメ映画)が観れたり、音楽が聴けたり等、フライト中は意外と退屈しませんでした。
日本との違い
日本との違いについて。
時差について
まず日本との時差ですが、日本より1時間遅いです。(日本時間が10:00の場合、香港時間は9:00)向かう際は1時間のタイムスリップ。iPhoneの機内モードを解除すると… GPSを拾った瞬間マイナス1時間。
当然ですが、たったの1時間なので時差ボケもありません。
気温について
日本との気温の違いですが、11月でも日中は30℃近く、暑い。夜間も20℃を超え、寒いと感じる事はありませんでした。外では半袖、半ズボンでも十分過ごせます。外では。あえて外ではと強調したのは建物内が寒いんです。聞いてはいましたがここまで寒いとは思いませんでした。建物内だと冷房がガンガンに効いており、涼しいを通り越して寒い。地下道なんかでも冷房が効いており本当に寒いんです。外の方が快適に過ごせるぐらい…。
そんなにガンガンに冷房つけなくても…と思うんですが、なんでも香港の方は冷房が効いていない = 空気が汚いと感じる様で、これがガンガンに冷房を付ける事に繋がってるんだとか。実際に泊まったホテルでもエアコンが18℃に設定されてたりと部屋に入ったら凍える!温度を上げても、部屋の清掃後はまた18℃に戻されてる。率直に地元の方は体調崩さないのかな… と疑問に思いました。
治安について
治安については物騒な感じはしなかったです。ガイドさんからはスリに注意するように言われ、肩掛けバッグも後ろでは無く、前にする様にとの事。言うとおりにカバンは前側で持っていましたので私は危なそうな場面には遭遇しませんでした。
中には日本でいうキャッチ(お店への勧誘等)の様な事をしている男性(地元の方では無い)が数名いましたが偽物ブランド商品の宣伝等で、普通に断る事もできます。
特に男性に多いですが、尻ポケットに財布を入れたり、ショルダーバッグを背中に背負う、リュックを背負う等はやめておいた方が賢明です。
交通事情について
自動車
香港は元々イギリス領だった事もあり、日本と同様、右ハンドル左側通行です。ただ、日本と大きく違う点が、歩行者優先では無く、車が優先という事。日本と違い、歩行者の為に車が止まってくれるなんて事がありません。これには非常に驚きました。信号が青になると車が一斉に発進。歩行者が居よう物ならクラクションが飛び交います。
きちんと信号が付いている横断歩道がありますので、道路を渡る際は必ず横断歩道を利用しましょう。
電車(地下鉄)
日本と同じように地下鉄が運行されており、乗り方も日本と同じ。改札前で切符を購入し、改札口を通って電車に乗る。
香港ではお金を入れて切符を購入すると、切符の代わりにICカードが発行され、改札口の端末にタッチすると改札が開きます。(日本でいうSuica)出る時はタッチでは無く、カードの差し込み口にカードを入れ、カードが回収される仕組み。この仕組みは日本より優れていると感じました。ICカードは再利用できるし、タッチで改札を通る事が出来るのは便利ですよね。値段は日本より安価。2駅で5HK$(日本円で約75円)程。
日本と違って驚いたのは電車内での携帯電話(通話)がマナー違反じゃない所。というか至る所で通話してる人がいます。また、日本と同じように優先座席もあるんですが、全然優先されていない様子でした。
フェリー(連絡船)
複数のフェリーが運航されており、私も澳門(Macau、マカオ)行きのフェリーと香港島行きの連絡船に乗りました。驚いたのはフェリーの速度。速いんです。後、連絡船はすごく安価。夜景を楽しみながら片道2.7HK$(日本円で約40円)
フェリーは速度が速い分、波で上下に揺れるので船に慣れていない日本人は船酔いしてしまうかもしれません。
人気スポット(観光地)
女人街(ノイヤンガイ)
香港北部に位置する九龍(クーロン)にあるスポットで、女人街と書いてノイヤンガイと読みます。カバンや衣類、アクセサリーといったお土産等、女性に人気の商品を扱った屋台が約1km程続く屋台街になります。私も行きましたが、中にはちょっと変わったUSBメモリーや、モバイルバッテリー等が売っていたりと、男性でも全然楽しめました。
様々な商品が売られているので女性へのお土産はもちろん、子ども向けの商品も売られているのでオススメです。
ブランドバッグやブランドアクセサリーを扱うようなお店では無いのでその点は注意下さい。
男人町(ナンヤンガイ)
女人町と同じく、九龍(クーロン)にあるスポットで男人町と書いてナンヤンガイと読みます。簡単に説明すると女人町の男性向け版。ただ、女人街と比較すると若干屋台の数が少なかったように思います。(ほとんど変わらない程度)G-Shock風な時計や、有名ブランド風な財布が売られていたり。正直、女人街と似たような商品が多かったです。
女人街、男人街共に綺麗なお店という感じでは無く、たくさんの屋台が路地に並んでいるといった感じです。
香港ディズニーランド
ランタオ島にあるディズニーランド。東京ディズニーランドはシンデレラ城ですが、香港ディズニーランドは眠れる森の美女城です。
普通の1日入園券で350HK$程。(日本円で約5,250円)
1番高い年間パスポート(5,000枚限定)で1,800HK$程。(日本円で約27,000円)
東京ディズニーランドと比較するとパーク自体は狭いです。平日ということもあり、アトラクションは最長でも30分待ち程度でストレス無く楽しむ事が出来ます。逆に言うとそれだけ人が少ないという事ですね。
食べ物について
食事はやはり独特な風味があります。おそらくその正体は調味料としてよく使われている八角だと思います。八角は鼻を突くような独特な香りの調味料ですが、おそらく多くの日本人が苦手なんじゃないでしょうか。とにかく様々な料理に使用されているので私も食事は正直、口に合いませんでした。その中でも美味しかった物をすこい紹介します。
海老雲呑麺(エビワンタンメン)
麺は日本の麺よりも細い麺で、独特な食感です。海老の出汁がよく出ていてスープがとても美味しかったです。日本で食べるラーメンと変わりなく食べられると思います。
パン
クロワッサン・マフィン等、様々なパンを食べましたが、パンはどれも美味しかったです。特にクロワッサンが美味しかった。
スイーツ
ケーキやマンゴープリン等、どれも美味しかったです。ただ、ケーキは日本に比べてかなり甘め。少しの量で胸焼けしそうでした。
生物(魚)
香港にもお寿司屋さんがあったり、生の魚を目にする機会がありますが、基本的に生の食べ物は避けた方が良さそうです。
私が街で見かけた日本でもよく見る飲食店
- マクドナルド
- 吉野家
- スターバックス
- ケンタッキー
その他
その他、気になった事等、紹介させていただきます。
通貨
香港での通貨はホンコンドルで、HK$と表記されています。
1HK$ = 約15円
紙幣:1,000、500、100、50、20、10ドル
硬貨:10、5、2、1ドル、5、2、1セント
コンビニエンスストア
香港にもコンビニがあり、セブンイレブン、サークルKがあります。特に街中ではセブンイレブンが多く見られます。売られている商品も日本で見た事のある商品が多く、普通にカップヌードルやおにぎりなんかも売られています。
試しに明太子おにぎりと日清のシーフードヌードルを食べてみました。おにぎりは固く、パサパサしていて日本のそれとは全然違いました。(食べれない事はなかったです。)シーフードヌードルは日本と同じ味!美味い!
あと、購入時にレジ袋やお箸は貰えないので、店員さんに直接言わないといけません。チョップスティック、プリーズ、ショッピングバッグ、プリーズで通じました(笑)嫌な顔をされましたが、無料で貰えます。
Apple Store
香港にあるApple Storeにも行ってみました。新型MacBook Airや新型iPad Proを見たかったんですが、まだ展示されてませんでした。店内は人でいっぱい。
香港では日本以上にながらスマホをしている方が目立ち、iPhoneユーザー率は非常に高かったです。
トイレ事情
困ったのがトイレ。街中に全然トイレが無いんです。駅にも無い所が多く、デパートのような大きな建物にようやくある程度。もちろん日本の様な温水洗浄便座じゃありません。
トイレを見つけたら早めに利用しておいた方がいいでしょう。
水道水
日本と同じ様に蛇口を捻ると水が出ますが、飲み水として使うのは基本NGです。飲食で使う場合は熱処理する事が必要です。
まとめ
以上、簡単に紹介させていただきました。総じて悪い所ではありませんでした。行く前は治安面等、若干の不安はあったんですが夜中でも街灯が明るく、眠らない街というイメージですね。天気が良かったのもあり、日中は過ごしやすかったですが、建物内との寒暖差が激しいので、慣れていない日本人は体調を崩しがちかもしれません。
ともあれ、私自身、機会があればまた行ってみたいと思える旅になりました。香港への旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。