ブログを運営している方であれば、ブログで大きな収益を上げるのは夢ですよね。私自身、雑記ブログの運営を始めてから1年半が経過し、毎月ちょっとした収益を上げる事が出来る様になりました。
ブログを始めるにあたって情報収集をされたと思いますが、
- ブログで●●万円稼いだ!
- ブログ●ヶ月で●●万円稼いだ!
といった情報をたくさん見かけたと思います。たった1年半の運営で感じた事ですが、たった数ヶ月で大きな収益を上げられている方は「信じられないほどの作業量」と「練りに練ったSEO対策」の結果であって、少ない作業量では大きな収益を稼ぐ事は出来ないと実感しました。
一方でブログを運営しているが無収益~数十円しか収益が上がらない。といった声もよく耳にします。
今回はそんなブログを始めたけど中々収益が上がらない!といった人向けに「Googleアドセンス×トレンド記事」を使った手法となりますので、既にバリバリ稼せいでる!なんて人は読まないで下さい。
Googleアドセンス広告が使えるのを前提としてお話させていただきますので、まだ使えないよ…という方はこちらをご参考下さい。
目次
ブログで収益:Googleアドセンス広告とは
以下AdSenseヘルプページより引用。
Google AdSense は、オンライン コンテンツから収益を得ることができるサイト運営者様向けのサービスです。コンテンツや訪問者に基づいて、関連する広告がサイトに表示されます。広告は、商品やサービスを宣伝する広告主によって作成され、費用が支払われます。広告の種類によって広告主が支払う金額が異なりますので、広告から得られる収益も異なります。
引用:AdSenseヘルプページより
簡単に説明すると、ブログの記事に広告タグを貼る事で、その記事に合わせた広告が自動的に表示され、読者の方が表示された広告に興味を持ち、クリック(タップ)する事で収益が上がるクリック報酬型の広告になります。
また、住宅に関する記事はクリック単価が高いといった様に表示される広告内容によって得られる収益も変わってきます。
この他にも広告が表示される回数に応じて収益が発生する「インプレッション収益」があります。
インプレッション収益(RPM)
広告が表示された回数に応じて発生する収益の事で、計算方法は以下の通り。
インプレッション収益 = (見積り収益額 / 広告表示回数)× 1,000
例えば、広告の表示回数が3,000回で100円の見積額とすると
(100 / 3000) × 1000 = 30円
となり、広告が1,000回表示された際の平均収益となります。
ページのインプレッション収益
インプレッション収益にはもう一種類の収益があり、ページのインプレッション収益というもの。
インプレッション収益が「広告の表示回数」に収益が発生するのに対してこちらは「ページの表示回数」に応じて収益が発生し、計算式は以下になります。
ページのインプレッション収益 = (見積り収益額 / PV数)× 1,000
ブログで収益を上げる際はこのページのインプレッション収益を意識しましょう。
例えば10,000PVで2,000円の見積り収益額とすると
(2000 /10000) × 1000 = 200円
となり、1000PVあたり200円の収益が発生します。
要はPV数が多ければ多い程収益が発生するという事ですね。ブロガーがPV数を意識するのもこういった要素があるからなんです。
するとPV数を稼ぐ記事を書かなければなりません。
そこでオススメするのが「季節に関する記事」と今回紹介する「トレンド記事」です。
季節に関する記事についてはこちらをご参考下さい。
ブログで収益:トレンド記事とは
例えば新商品であったり流行語であったりと「トレンド」とは流行を意味します。
何故ブログ初心者の人にトレンド記事をオススメするかというとメリットがたくさんあるからなんです。
- ライバルがいない(少ない)
- 検索上位に表示されやすい
- 検索流入が増える
- PV数が上がる
- インプレッション収益が発生する
トレンド記事を作成するにあたって重要なのは「スピード」です。タイムリーな内容の記事をいかに早く公開するか。
初心者ブロガーが収益を発生させ辛い原因は「PV数が稼げていない」から。
PV数が稼げていないという事は検索上位に表示される記事が少ないという事なので、SEO対策上のライバルがいない内に記事を公開する事で記事を上位に表示させ、検索流入を得る事で収益を発生させるという手法です。
とにかくスピードと記事の内容で勝負する事を意識しましょう。
逆にトレンド記事のデメリットはその性質上、一過性のものが多いという事。流行している時の影響力は大きいですが、流行が去ってしまうと検索流入を見込めなくなるんですね。
おすすめは新商品や新サービス
このトレンド記事を書く上で1番苦労するのがネタ探しです。
よくあるのは芸能関係のゴシップネタですが、これに関してはオススメ出来ません。何故かというと情報を集めている相手がそれを本業としている記者であるからです。記者が相手となるとスピードでは適いません。
そこでオススメするのが「新商品」や「新サービス」の紹介です。
新商品や新サービスは展開前から情報が出ていますが、実際に使ったりするのは発売日当日になるのでスタートラインが同じなんですね。
すると、実際に使った感想や使い方といった記事は公開スピードが早ければ早い程検索上位に表示される可能性が高くなります。
分かり易く例えると
- 既に発売済みのiPhone Xsの商品レビュー
- 本日発売(仮)の新型iPhone 12の商品レビュー
※あくまで例えであってiPhone 12という商品は2020年2月現在存在しません。
今から上記2つの商品レビュー記事を書く場合、iPhone Xsの商品レビュー記事は既に発売から時間が経っているのでネット上に多数の記事が存在します。
では本日発売(仮)の新型iPhone12はどうでしょうか。おそらく商品レビュー記事は少ないはず。するとライバルサイトが無いので検索上位に表示される可能性が高いんですね。
ただ、注意して欲しいのは早さを競う余り、記事の内容が薄くなってはいけないという事。
これは私のモットーなんですが、商品やサービスを紹介する時は必ず一度は自分自身で使ってからにします。使った事も無い人に紹介されても信憑性が無いからです。
いくらブログで収益を上げたくても、それはあくまでこちら側の都合であり、ブログを見てくれるユーザーの為に記事を公開するのを忘れてはいけません。
オススメするもう一つの理由
私が新商品や新サービスについての記事をオススメするのにはもう一つ理由があります。
それは
新商品や新サービスが長く使用されればされる程、長期間のアクセス流入を見込める
トレンド記事のデメリットは”流行が去ってしまえば検索流入が見込めない”事なんですが、紹介した商品やサービスが広く、長く愛用されればその分だけ検索流入を見込めるんですね。
例えばスマホのLINEアプリは使用されている人が多いと思います。ですがLINEアプリも最初はそこまで普及していなかったはず。
私のブログでいうとApple Watchのトランシーバーアプリがこれに該当し、「アップルウォッチ トランシーバー」で検索すると上位に表示されます。
Appleユーザーは多く、新しくリリースされるサービスは注目度も高いんですね。
このように商品やサービスの発表時期には左右されますが、検索流入は見込める訳です。
さいごに
せっかく書いた記事を読んでもらえない(アクセスが無い)という事はブログ運営者にとっては悲しい事ですよね。このトレンド記事を書く事が出来れば検索流入が見込めます。
またインプレッション収益が分かれば、目標額に達する為には●●PVが必要と言った様に逆算する事も出来るので目標までの進捗具合もより分かり易くなります。
最近よく見られるのがページだけ準備しておいて「情報は後程公開します!」といった様な囮的ページ。これは直帰率が高まるばかりかユーザーを騙す様な行為になるので絶対に止めましょう。
PV数を上げたい、収益を上げたいといった向上心はブログを運営していく上で非常に大切な事ですが、ユーザーの参考になる記事を公開するといった本質は忘れないで下さい。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Teitter:もっき(@Mokki_7)