以前少しだけ紹介させていただきましたiPhoneでのFaceTime。今回は複数人でのFaceTimeのやり方を焦点にご説明させていただきます。
2020年3月現在、新型コロナウイルスの関係で在宅勤務をされている方が多いと思います。そんな方にもこのグループFaceTimeはオススメなので是非最後までご覧いただければ幸いです。
正式名称は無いものの、ここではグループFaceTimeと称して、使い方と使ってみた感想を紹介させていただきます。
FaceTimeはアップルの製品に限られますのでWindows、Macと言ったOSに関係なく、スマホにもインストールできるサービスとしてチャットワークというものがありますのでそちらもオススメです。
また、ビジネスでの活用イメージが薄いLINEですが、パソコンを使う事で非常に使いやすく、便利な機能もあるのでLINEのビデオ通話も必見です。
目次
FaceTimeとは?
Appleが展開しているビデオチャットアプリで、iPhoneからiPad、Macにも対応しています。類似のサービスではSkypeやLINEのグループ通話等が挙げられます。
ファイルの送受信等は出来ませんが、相手の顔を見ながら通話が出来るので様々な使い方が出来ると思います。緑の背景にビデオマークが描かれているアイコン(下記)が目印。
複数人でのFaceTimeの使い方
早速ですが、使い方から紹介させていただきます。
- iPhone7使用
- Wi-Fi接続
招待方法
①FaceTimeアプリを起動し、右上の(+)ボタンをタップ
②グループFaceTimeに招待したい人を選択し、ビデオボタンをタップして開始
画面右上の(+)ボタンをタップすると連絡先が表示されるので招待したい方を選択します。招待に成功すると下画像の様に○○さん 待機中となり、相手の接続を待ちます。
右下の小さい部分に自分の顔が表示されます。相手を招待する際の手順は以上です。操作もシンプルなのでアプリを開けばなんとなく分かると思います。
招待できないケース
相手もiPhoneなのに招待できないケースがあります(下図)それは、相手がiPhoneじゃ無くなったかOSをアップデートしていないかです。圧倒的に後者だと思いますのでその際は相手にアップデートしてもらうように伝えましょう。
※ iOS12.1にアップデートしていない人を招待しようとすると下画像の様に対象者とビデオボタンがグレーになり、タップできなくなります。
1人でも対応していない人がいると会話が出来ません。画像の場合だと3人のうち、2人は対応していますが、後の1人が対応していない為、ビデオボタンがタップ出来ずにFaceTimeを始める事が出来ません。
実際の通話画面
①グループ通話中の画面
こんな感じで会話に参加している方の顔が表示されます。上画像では自分を含めて3人でトーク中であり、更にもう1人の参加を待っている状態(全員で4人)です。※相手の顔をタップする事で大きくしたり小さくしたり出来ます。
②エフェクト関係
下部のバナーから色々なエフェクトを使う事が出来ます。私の場合はiPhone7でテストしたんですが、X以降の顔認証が付いているタイプのiPhoneでは顔を動物に変更出来たりします。
また、一部のゲーム等のアプリも対応しており、ゲーム内のアイコンがFaceTime上で使えたりします。
グループFaceTimeに招待された際
次は自分が招待された場合にどういう風に通知が来るのかという点。プッシュ通知やバナーで通知され、簡単に参加する事が出来ます。
①通知画面
通知バナーをタップする事で参加出来ます。
②画面下の緑のビデオボタンをタップでトーク開始
招待された側は複雑な操作も無く、簡単にトークに参加できました。
良かった点と悪かった点
3〜4人でのテストでしたが、問題なく通話する事が出来ました。最大32名という事なので多人数の際も普通に通話出来るのかという点については未検証ですが、少人数の場合は特に問題無いでしょう。いずれは多人数での通話も紹介できればと思います。
良かった点
音質がクリア
多少ガヤガヤするのかと思っていましたが、普通に聞き取れるレベルだったのでこのレベルであれば社内の会議や打ち合わせなんかでも十分に使えるレベルだと感じました。
参加、招待がシンプルで簡単
上記でも紹介しましたが、FaceTimeへの参加や、招待の操作が分かりやすく、簡単です。
悪かった点
エフェクトの少なさ
LINEのグループトークに比べるとエフェクトは少ないです。
ただ、仕事で使うとなるとエフェクトは不要なのでターゲットの違いによるものかもしれません。
ハウリング
すぐに音量を調整すれば問題ありませんが、音量の調整をしないとハウリングしてしまう事がありました。
Apple製品のみ
LINEのグループトークの様にアプリさえインストールしていれば使えるといった物ではありませんのでAppleユーザーとしか通話が出来ません。
使ってみて
総じて使いやすく、良かったと思います。人が集まっての会議や打ち合わせとなると、交通費や移動にかかる時間が全くの無駄です。面と向かって話し合う事が重要な時もありますが、場合によってはグループ通話の様なシステムを使う事で更に効率が上がるんじゃ無いでしょうか。簡単な打ち合わせ程度であれば使う価値ありとみました。
また、今後のアップデートに期待を込めて、もしもファイルの送受信が可能になれば、Web会議システム等を開発、運営されている会社にとって大きな脅威になると思います。以上、簡単に紹介させていただきましたが個人的には満足!
使い方次第ではコスト面や効率面での向上を図れると思いますのでビジネスでの活用を検討中したいですね。元々Apple好きなのも合間ってこういった仕事で便利に使えるツールがたまりません。
今後のアップデート次第では更に化ける可能性を感じましたのでこれからの期待を込めて簡単に紹介させていただきました。少しでも参考になれば幸いです。
LINEを使ったビデオ通話についてはこちらをご参照ください。