梅雨時期である最近は中々釣りに行けてないんですが、先日雨上がりの翌日に久しぶりに近所の漁港に夜釣りに出かけました。ターゲットはセイゴやサバだったんですが、電気浮きを忘れてしまい、仕方が無くぶっこみ釣りに変更した所、アナゴを釣り上げる事が出来ました。
今回はアナゴのさばき方について紹介させていただきます。
アナゴやウナギをさばく際は、木製のまな板に目打ちと呼ばれる錐のようなもので固定してさばくのが一般的です。
しかし、木製のまな板や目打ちの道具は本格的に調理をする方しか持っていないケースが多いので今回はこの「目打ち」をせずにさばく方法を紹介します。
目次
①ぬめりを取る
目打ちをする理由の一つがアナゴがぬめぬめしていてまな板の上で動いてしまうから。逆にこのぬめりを取れば普通にさばく事だって出来ます。
1.熱めのお湯をかける
アナゴのぬめりは熱めお湯をかける事で白く固まり、ウロコを取るように包丁の背で落とす事が出来ます。
熱めのお湯をかけると目で見てもわかる位に白く固まります。
2.包丁でぬめりを取る
白く変色した部分を包丁等を使って取り除きます。感覚的には包丁でウロコを落とすイメージです。
両面ともぬめりを取れば下準備は完了です。
②アナゴをさばく
次にアナゴをさばいていきますが、ここからは目打ちしをした場合と同じ手順になります。
1.頭を切る
上記写真の様に背中側からアナゴの頭を切ります。この時、骨も一緒に切り落としますが、頭を完全に切り落とさずにお腹側の一部が繋がった状態にします。
2.背開きにする
頭の方から尻尾の先へと骨に沿って包丁を入れ、背開きの状態にします。
ゆっくりでいいので骨に沿って丁寧に包丁を入れていきます。身自体は切りやすいのでそんなに難しくは無いと思います。
3.内臓を取り除く
背開きにすると内臓が出てきます。
手で引っ張ると簡単に取り除くことができます。
4.中骨を取る
まず包丁を逆さまにし、中骨に沿って尻尾の先まで切り込みを入れます。
次に包丁を横にし、引くようにして中骨を取り除き、中骨を取った後、背びれと腹びれを取り除きます。
背びれと腹びれはキッチンバサミがあると簡単かつ綺麗に切り落とせます。
③身を洗う
最後に水で洗い流します。
洗い流したらキッチンペーパー等で水分を取ります。
アナゴのさばき方は以上となります。
さいごに
今回は目打ちをせずにさばいてみましたが、ぬめりさえ取れればそこまで難しくはありませんでした。若干身が崩れてしまいましたが食べる際は特に問題ありません。
ちなみに私はアナゴ煮にしてご飯の上に乗せ、うな丼のような感じで食べましたが非常に美味でしたよ!
私の場合は青イソメを使ったぶっこみ釣りで釣れ、狙ってなくても釣れる魚なのでもし釣る事が出来た際は1度挑戦してみてはいかがでしょうか。
参考までに、釣れた際の仕掛けは丸玉おもりにハリスは1本(セイゴ用)で、エサは青イソメを使用しました。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。