夜釣りがメインの私ですが、最近は釣れる魚種も多くなってきています。いよいよ釣りのハイシーズン突入ですね。
先日、鉄腕dashを見ていたらキビレを使った料理を紹介していましたが、関東の方ではキビレはチヌ釣りの外道としてあまり好まれていないのだとか。
番組でも食されていましたが、今回はそんなキビレを使った炊き込みご飯についてご紹介させていただきます。
目次
キビレ(キチヌ)とは
キビレ(キチヌ)とは、クロダイ(チヌ)と比較してヒレが黄色い事からキビレと呼ばれるようになったと言われています。
チヌと同様に海水と淡水が入り混じった汽水域を好み、独特の臭みがある事から食用としてはあまり好まれないケースも多いです。
一方で海で釣れたキビレは素早く内臓を処理する事で臭みも無く、刺身や塩焼きで食べると非常に美味しい白身魚です。
ちなみに写真左の魚はクロソイです。お刺身や煮付けが最高に美味しいです。
キビレ(キチヌ)の炊き込みご飯の作り方
私自身がキャンプを始めた事もあり、今回はメスティンを使って炊き込みご飯を作っていきます。
- 米(1合)
- キビレ(半身)
- 醤油(大さじ2杯)
- 塩(一つまみ)
レシピは上記の通り、至ってシンプルでキビレと醤油、塩だけで味付けします。
メスティンの準備
今回私は米1.5合を炊いたので醤油は大さじ3杯、塩は一つまみと少し。
キビレは3枚に卸し、お米の上に置きますがウロコをきちんと落としていれば皮は剥がなくても大丈夫です。
脂が乗っているので脂が浮いているのが分かります。
使用しているメスティンはミリキャンプ製のメスティンです。
毎週のようにこのメスティンを使ってご飯を炊いていますが、炊飯器で炊くのとはまた違った美味しさを楽しめます。
1.5合よりも多く炊く場合はワンサイズ大きいメスティンを購入しましょう。
中火で15分炊く
後は蓋を閉めて中火で15分炊いていきます。(私はイワタニ製のジュニアバーナーを使用)
普段からメスティンを使われている方は自分なりの炊き方があると思いますので同じ様に炊いて問題ありません。
使っているのは上記のイワタニ製ジュニアバーナーですが、非常にコンパクトでガスボンベで火が出るので使い勝手が良い製品です。
評判が良すぎて現在は品薄で少々値上がりしてしまっています。
15分~30分蒸らす
ご飯が炊きあがったらメスティンの蓋は開けずにそのままタオルに包み、反対向き(メスティンの蓋が下側)にして15分~30分蒸らします。
こうする事で芯が残らずにふっくらとした炊きあがりになります。
炊き込みご飯の完成
蒸らし終わったら最後にご飯を掻き混ぜて完成です。蓋を開けた瞬間の香りがたまりません。
キビレ自体もパサつき無く美味しく炊けています。かきこまずにはいられない。
キビレの炊き込みご飯まとめ
今回はメスティンを使っての炊き込みご飯についてご紹介させていただきましたが、炊飯器でも同じように作る事が出来ます。
キビレの場合はスーパー等ではあまり見かけない魚ですが、釣行時は狙ってないのに釣れるケースが多々あります。
なんだキビレか…なんて思いがちですが、きちんと処理をして食べれば絶品ですよ!なんたってタイ科の魚ですからね。
また、メスティンとこのバーナーさえあれば釣った魚をその場ですぐに調理…なんて事も簡単に出来てしまうので気になった方は是非チャレンジしてみて下さい。
きっと外で食べるご飯は格別の味だと思いますよ!
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。