迫る速球に魂で応えろ
打球を遥か彼方へ
飛ばせ江越
阪神タイガース江越選手の応援歌より
生まれてこの方阪神タイガースの大ファンである私。昨年は残念な結果に終わりましたがどれだけ順位が悪かろうと気が付けば毎日試合結果を気にしてしまいます。2020年は矢野監督の下、攻める野球に期待したいですね。
そんな私が応援している選手が背番号25番の江越大賀選手。江越選手は長崎県出身で、海星高校から駒澤大学を経て阪神タイガースへドラフト3位で入団しました。背番号はそれまで新井貴浩選手が付けていた25番。入団後から江越選手の身体能力に惚れ込み応援しています。
2020年6月3日の練習試合。対広島戦でフランスア投手の150kmの速球を見事に捉え、左中間スタンドへ滞空時間の長いホームランを放ちました。
江越がレフトへ滞空時間の長い一発!ソロホームランでチーム10得点! #hanshin #虎テレ #阪神タイガース pic.twitter.com/1TjVNNBbho
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) June 3, 2020
翌6月4日のファーム対ソフトバンク戦で2試合連続となる先制ツーランを放ちました。完璧な当たりですね。推しメンの活躍は素直に嬉しいんですが、江越選手が江越選手じゃないような… ごめんなさい。失礼ですね。
昨日の甲子園に続き、今日は鳴尾浜で完璧な当たり!これぞ江越!!! #hanshin #虎テレ #阪神タイガース pic.twitter.com/Uqn9ImU6JU
— 虎テレ運用担当 (@toratele) June 4, 2020
2020年は非常にタイトなスケジュールになりそうですし、福留選手や糸井選手を押しのけての活躍に期待したいです。
目次
江越選手の特徴
江越選手の特徴について。走れて守れて肩も強い。オマケにパワーもある。そんなスーパープレイヤーですが…
走塁について
50m5秒8の俊足の持ち主です。足が早い=盗塁が上手いでは無いんですが、江越選手は盗塁技術も高く、スライディングも上手です。
思い出すのは甲子園で観戦してた試合。ジャイアンツとの試合で9回裏ワンアウト2塁。3-2で負けていて一打同点のチャンス。代打で登場した江越選手は初球から思い切ってスイングし、レフト前ヒット。
2塁ランナーは3塁ストップでしたが、その隙にヘッドスライディングで2塁へ。一打サヨナラへのチャンスメイク。次の塁へという意識が高い江越選手ならではの瞬間でした。結果は引き分けでしたが、緊迫した非常に面白い試合でした。
ドラゴンズ戦での二盗 → 三盗 → キャッチャーの送球エラー(カメラマン席へ。ボールデッドでテイクワンベース)で生還というのもありましたし、走塁技術はタイガースの中でもピカイチだと思います。
守備について
上記の様な高い走力もあり、守備範囲が非常に広いです。あの福留選手や糸井選手もセンターの守備には江越選手を推しているとか。確かに外野は守備範囲が広いというだけで武器になります。
見ている側としては心配になりますが、ケガを恐れない気迫あふれるファインプレーも多く、ピッチャーとしても江越選手の守備力はかなり信頼できると思います。
福留選手も外野守備は非常に上手いですが、年齢と共に衰えは出てくるでしょうし、中谷選手も安定していますが江越選手と比べると個人的には若干物足りなく感じます。
以上の事から守備力についてもかなりレベルが高いと思います。福留選手や糸井選手を控えにするぐらいの活躍を見たいですね。
肩の強さ
遠投120mを記録するほどの肩を持っていて、守備練習を見ていても少ないステップから送球までの流れが非常にスムーズです。あの新庄選手やイチロー選手は遠投130m程なのでこの2人は正に別格ですね。
シーズン中は1軍での出場機会に恵まれず補殺記録はあまりありませんが、それでも返球の球筋は糸井選手に近いものを感じます。
打撃パワー
江越選手と言えば3試合にまたがる3打席連続ホームランとそこからの4試合連続ホームランは記憶に新しい所。
3打席連続ホームラン時の「金本監督のハートをがっちりと掴んでいます」という実況の言葉が今でも蘇ります。まぐれで4試合連続ホームランは打てないと思うので打撃パワーに関しても申し分無しといったところ。
総じて
これだけ見ると正にすごい身体能力。ポテンシャル。スーパー選手!
走塁良し、守備良し、肩良し、パワー良し。
そんな江越選手にも欠点が。
江越選手の欠点
4ツールプレーヤーの江越選手ですが1軍での出場機会に恵まれないのにはやはり理由があります。
ミート力が良くない
すごく魅力的な江越選手ですが、打撃の面で「確実性に欠ける」んですね。1軍での打席が1番多かった2016年で打率.209。ちなみにこの年は四死球除く191打席に立っています。
通算打率も.201と物足りないですね。
三振が多い
ミート力が無いという事はすなわち三振も多くなります。
私自信、どんな形であれアウトはアウトなので三振するのが悪いとは思いませんが、江越選手が三振数が多いのも事実。
江越選手の通算三振率は約41%。10回打席に立てば4回は三振してしまう計算に。
同じ若い外野手の中谷選手で約27%、高山選手で約21%です。
ちなみにベテラン野手でいうと福留選手は6000打席以上に立ち、三振率は約21%、糸井選手は5000打席程で約17%。(※福留選手の実績はNPB実績です。)
これだけ見ても江越選手の三振率が高いのが分かります。
内野ゴロでもアウトはアウトなんですが、ボールが前へ飛べば何が起こるかわかりません。グラウンド状態によってはイレギュラーバウンドするかもしれませんし、相手選手のエラーの可能性だってあります。
三振でも振り逃げというのもありますが、確率的に言えばかなり低い。せっかくの俊足、盗塁技術も出塁できなければ意味が無いんです。
タイガースファンの声
- 当たれば飛ぶのに…
- あとはミートだけ…
- ミートさえあればトリプルスリーを狙える
等々ミート力を嘆く声が多く聞こえ、私自身もバットにさえ当たれば…と思ってしまいます。
高校の先輩でもあり、現2軍監督の平田監督からも練習だけ見たら3億円プレーヤーと指摘されています。
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さいごに
あの星野元監督でさえ、「カネ(金本元監督の事)にはアイツを我慢して使い続けて欲しいなぁ…。」と言うほど期待していたそうです。悲しい…。
2019年は打撃フォームを少し改良し、左足の上げ幅を少なくしたようで紅白戦でもコンスタントにヒットを打っていますが、オープン戦ではあまり結果が出ていない様。
個人的には1年間我慢して使い続けて欲しいと思いますが他の選手との兼ね合いもあるでしょうし、難しいですね。
また、今年はドラ1加入の近本選手が好調をキープしているので、当確の福留選手と糸井選手を除き、し烈な外野手争いになりそうです。
毎年江越選手に期待し、開幕前からワクワクしているので今年こそは是非チャンスをものにしてもらいたいですね。
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