最近めっきりハマっているメバリング。小さいサイズはリリースし、食べられるサイズのものを持ち帰って調理してるんですが、お刺身がとっても美味しい。
また、ワームを使って釣るんですが、冬からこの春先にかけて安定して釣果が出ているので釣り初心者の私でも楽しめています。
メバリングロッドとリールを使った実際の釣果は下記を参照下さい。
目次
メバルのさばき方
まずはメバルのさばき方について。写真を使って説明させていただきます。
メバルにはたくさんの種類が存在し、写真で使っている魚はタケノコメバルだと思われます。
①頭を落とす
まずは包丁を使って頭を落とします。
写真では出刃包丁を使っていますが、普通の包丁でも十分切り落とす事が出来ます。
胸ヒレの後ろから包丁を入れ、胸ヒレごと落とすのがポイントです。
②腹を開き、腹ヒレを落とす
肛門から頭へ向かって包丁を入れ、腹を開きます。その際に腹ヒレを落としてしまいます。
内臓を取り除き、水で洗い流します。
③ウロコを取る
包丁を立てながら尻尾側から頭側に包丁を引く事で簡単にウロコが取れます。
今回はお刺身なので最後に皮を剥ぐのでそこまでキレイに取らなくても大丈夫です。目安としてはぬめりが無くなれば問題ありません。
最後に水でしっかりと洗い流し、キッチンペーパー等で水気を取ります。
私の場合生きた状態のメバルを調理するので先に頭を落としています。既に動かない状態であれば先にウロコを取る方がぬめりが無くなるので調理しやすいと思います。
④3枚におろす
魚の背中側から包丁を入れ、3枚におろします。
背中側から中骨に沿って包丁を入れるんですが、その際に一気に中骨まで包丁を入れるのでは無く、中骨まで少しずつ切っていくイメージで包丁を入れるとキレイに3枚におろせます。
⑤腹骨を削ぐ
3枚におろした身から腹骨を削ぎます。勿体ない感じがしてしまいますが、指で触って骨がある部分を思い切って切り落としましょう。
⑥皮を剥ぐ
身から皮を剥ぎます。手で簡単に剥ぐ事が出来ますが、身が崩れそうになった時は皮と身の間に包丁を当て、皮を引っ張るとキレイに剥ぐ事が出来ます。
⑦盛り付け
お好みのサイズに切り、盛り付けて完成です。
白身で甘く、プリプリとした食感がたまりません。
丼にしてみた
お刺身にしたメバルをご飯の上に乗せ、メバル丼も作ってみました。作ったといってもご飯の上に盛り付けるだけですが…(笑)
そのままでも十分美味しいんですが、メバル丼にするとますます美味しい気がします。ちなみに緑っぽい海苔のようなものは「ケノリ」という三重県鳥羽市の特産品だそうです。先日旅行にいった際にお土産に買いました。こちらも美味しいんですが次はネギで試してみようと思います。
寄生虫アニサキスへの注意
お刺身を食べる際に注意したいのがアニサキスです。アニサキスの卵をもったオキアミ(小さなエビ)をメバルが食べる事により、メバルの内臓に寄生する可能性があります。
私はここ数ヶ月でたくさんのメバルを調理してきましたがまだアニサキスを見た事はありません。
アニサキスは目視で十分に確認が出来ますのでお刺身にする際は確認が必要です。
万が一、メバルのお刺身を食べた後に腹痛や下痢におさわれた際は病院で診てもらうようにしましょう。
アニサキスはメバルが生きている限り内臓内で寄生している為、生きた状態で調理する私の場合は万が一アニサキスに寄生されている個体だとしても内臓と一緒に取り除けているのかもしれません。
さいごに
気温もだんだんと温かくなり、釣りにも行きやすい季節になってきましたので興味のある方は是非メバリングに挑戦してみてください。楽しく釣って、美味しく食べる。正に釣りの醍醐味。
私自身、最初は身が崩れながら調理をしていましたが、数匹さばいた後はすぐに慣れてコツを掴んだので3枚おろしに抵抗がある方も是非チャレンジして欲しいと思います。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。