CT125ハンターカブのリアキャリアにボックスを取り付けるライダーは意外と多いと思います。リアキャリアも大きく様々なボックスを取り付ける事が出来る反面、選択肢が多すぎてボックス選びが難しい…。
私が選択したのは一七式特殊荷箱(カーキ)です。ブラウンの車体にもマッチし、一目惚れでした。
今回はそんな一七式特殊荷箱について紹介したいと思います。
CT125:一七式特殊荷箱とは
およそ2ヶ月の納期という事でその人気が伺える訳なんですが、私の場合はドリーム店で納期約半年のハンターカブと同時に発注したので納期についてはあまり問題になりませんでした。
- 外寸サイズ:縦405 × 横405 × 高300 mm
- 内寸サイズ:縦 約400 × 横 約400 × 高 約265 mm
- 重さ:約3.5kg
- 容量:43L
- 許容積載重量:12.0kg
- 材質:FPR(繊維強化プラスチック)
初対面時に驚いたのはその大きさと軽さ。縦横のサイズはCT125ハンターカブのリアキャリアの幅とほぼ同じ大きさで、高さが約300mmとなります。
材質がFPRというのが軽さの秘訣でしょう。
CT125ハンターカブへの取り付け
ハンターカブへの取り付けですが、クロスカブ用に設計されている為にポン付けという訳にはいかないようで、穴を開け直す必要があります。
FPRとはいえプラスチックなのでドリルがあれば簡単に穴を開ける事が出来ます。電動ドリルが無い場合はホームセンター等で数百円でレンタルしているので利用すると良いでしょう。
私の場合はリアキャリアをエンデュランスのロングキャリアに変更していたので丁度取り付けたい位置にポン付けする事が出来ました。
加工せずに取り付けが出来るのは初心者でも安心出来ます。ロングタイプのリアキャリアも同時に検討している方はこちらのリアキャリアも検討してみてはいかがでしょうか。
一七式特殊荷箱の積載量
上記の写真ではバンドックさんのソロドームとポータブルチェアを積載してみましたが、すっぽりと2つとも収める事が出来ます。それでもってまだ3分の2弱程のスペースが空いている感じです。
個人的に積載量には非常に満足しています。日帰りのラーメンツーリングぐらいであればこの箱一つで事足りると思います。
キャプテンスタッグのローテーブルは長さ400mmなんですが、袋に収納すると横向きに積載するのが厳しかったですが、斜めであれば普通に積載可能です。
12Lの水タンクもご覧の通りすっぽりと収まります。水を満タンに入れた状態だと重量的に厳しいかもしれませんが、現地で使用する前提であれば持ち運ぶ事も出来ます。
最後はダイワのタックルボックス(ダイワ タックルボックス TB3000 ブラック/レッド)です。手元に無かったので試せなかったんですが、片側であればロッドスタンドを装着した状態でも収納できるかもしれません。
ラーツー時の積載量
この箱を使って何度かラーツーを行いましたが、積載量は全く問題無しで実際に私がこの箱に積載したものは以下の通り。
- スノーピーク アルミパーソナルクッカーセット
- スノーピーク シングルチタンマグ
- キャプテンスタッグ アルミケトル 1.3L
- キャプテンスタッグ クーラーバッグ
- キャプテンスタッグ アルミローテーブル
- キャプテンスタッグ ウォーターボトル550ml
- キャプテンスタッグ チタン箸
- イワタニ ジュニアバーナー
- ガスボンベ
- バンドック コンパクトチェア
- インスタントラーメン1袋
- 長財布
これぐらいの荷物であれば一七式特殊荷箱に全て収まり、若干の余裕があります。
また、重量的にも運転に支障はありませんでした。
さいごに
値段も決して安いとは言えませんが、デザイン面でも積載、収納面でも購入して良かったと思います。
むしろホンダさんはクロスカブ同様にハンターカブでも取り付けが容易となる様、専用品の制作を依頼してもいいんじゃないかなと思うほど。
ステッカーも何も無い状態だと無骨で寂しい感じがしますので自分だけのオリジナルボックスに仕上げてみてはと思います。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。