先日、電車大好きな4歳の息子を連れて電車の旅に出掛けてきました。乗車したのは2020年の3月より運行している「近鉄特急ひのとり」です。
あまり電車の乗車経験がなく、大人しく乗車できるのか心配でしたが、本人も大満足の旅を満喫する事が出来ました。
今回はそんな近鉄特急ひのとりについてご紹介させていただきます。
目次
近鉄特急ひのとりとは
近鉄特急ひのとり(近鉄80000系電車)は、名古屋⇔大阪間を行き来する特急電車で、近畿日本鉄道さんが2022年3月14日より運行しています。
同じく近鉄特急のアーバンライナーが名古屋⇔大阪(難波)間を約2時間30分程で移動出来るのに対し、ひのとりは約2時間10分程で移動する事が出来ます。
運行開始から2年以上が経過しているにも関わらず、名古屋駅では老若男女問わず未だにたくさんの方がカメラやスマホを向けていました。
近鉄特急ひのとりレビュー
まず今回私たちが乗車したのはレギュラー車両で、私と妻、息子(4歳)の3名で乗車しました。
ひのとりの乗車料金について
料金は名古屋⇔大阪難波間で大人1人4,540円となり、その内訳は以下のようになります。
【近鉄特急ひのとり】名古屋⇔大阪難波間の料金(大人)
普通運賃:2,410円
特急料金:1,930円
特別車両料金:200円
合計:4,540円
普通運賃は特急に限らず、普通や急行電車の際も必要な電車に乗る為の運賃で、特急料金は文字通り、特急電車に乗車する際に必要な運賃となります。
そして特別車両料金200円というのがひのとりに乗る為の料金となりますので、名古屋⇔大阪難波間であれば普通の特急とひのとりの差は200円という事になります。
また、大人同伴時の子供の運賃については6歳~12歳の子供は大人料金の半額で、6歳未満の子供であれば料金は掛かりません。(3人目からは子供料金が必要)
今回の我が家の場合は、息子が4歳なので私と妻の2人分の運賃という事になります。
近鉄特急ひのとり:レギュラー車両について
今回乗車したレギュラー車両について紹介していきます。
まずシートですが、全席にコンセントが設置されており、両側に肘置きがついていて内側の肘置きは収納式となっています。
各シートの裏面には「バックシェル」がついており、シートを最大限にリクライニングさせたとしてもバックシェルの位置が変わらないので、お互いがストレスを感じる事無く座席をリクライニングする事が可能です。
足置きについても全席に付いており、靴を脱いで使用する形となります。
この日はあいにくの天気でしたが、傘も並べる事が出来ました。
テーブルについても外側の肘置きに収納タイプのものが全席に付いており、各車両の最前席にのみ、大型タイプのテーブルが備え付けられています。
近鉄特急ひのとり:その他のスペースについて
かなり広めの多目的トイレが設置されており、ベビーベッドやオストメイトにも対応している設備です。
トイレとは別途手洗いスペースもあり、白を基調とした清潔なイメージで保たれています。
大型の荷物にも対応した無料で利用できるロッカーも備え付けられています。
デッキには誰でも利用できるベンチスペースもあり、かなりの広さがあります。
カフェスペースもあり、コーヒーや軽食、グッズなどが販売されていました。
両替機もあるので小銭が無い場合でも購入する事ができます。
せっかくなのでホットコーヒーを買ってみましたが、普通に美味しかったです。
さいごに
いかがでしたか。長くても2時間少々という旅ですが、あっという間に目的地まで到着してしまい、これだけ快適な旅であれば個人的には勿体なく感じてしまいます。笑
電車大好き4歳の息子も、大満足のようで大人しく座って快適な電車の旅を満喫する事が出来ました。
名古屋⇔大阪間を近鉄特急で移動される際にはぜひ一度体感していただければその快適さが分かっていただけると思います。
タイミングが合えばプラス200円の運賃を支払い、ひのとりに乗車する価値はあると思いますよ。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。