私自身、チョロギが大好物でよく食べるんですが、住んでいる地域には売ってないんですよね。
実はチョロギ栽培は1年掛けて行いますが、育て方も基本的に水を上げるだけといった簡単なものなので栽培初心者にもオススメです。
チョロギって何?という方はこちらをご覧ください。
という事でチョロギの栽培について、今回は「栽培0日目」という事で種芋の準備から種芋の植え方までをご紹介させていただきます。
目次
チョロギ栽培:種芋の準備
まずは種芋となるチョロギを準備します。私の場合は売っている場所がありませんのでネットショッピングで購入しました。
「紫桜館 山の花屋」さんから購入させていただいたんですが、きっちり梱包されており、中にはチョロギの栽培について詳しく書かれた紙まで同封されていました。
20個入りで約1,200円(1個あたり60円)でしたが、上の写真を見てお気づきの方もいらっしゃる通り、チョロギの種芋って食用にしているチョロギそのものなんですね。
という事は冬に収穫したチョロギを春先まで保管しておけば次の年も栽培に使えるので種芋を購入するのもきっと最初で最後になるはずです。
- ネットに入れて土中に保管しておく
チョロギは乾燥に弱いので土中に埋めて保管しておくのが良いとされています。
チョロギ栽培:種芋の植え方 – 畑編
まずは畑への種芋の植え方を画像と共に説明していきます。
流れとしては以下の通りです。
- 畑を耕す
- 肥料を混ぜる
- 畝(ウネ)を作る
- 3~5cm程の穴を作って種芋を置く
- 土をかぶせる
では順番に説明していきます。
①畑を耕す
まずは畑を耕します。土が乾燥している為、クワで掘り起こしてて山を作ります。
水分が少ない場合はこの段階で水を少し撒いてあげましょう。
②肥料を混ぜる
次に耕した土に肥料を混ぜていきます。肥料については与えすぎても良くないので上から軽く撒き、土を混ぜます。
肥料の与えすぎに注意しましょう。
③畝(ウネ)を作る
次に畝(ウネ)を作っていきます。
クワの平らになっている部分で軽くポンポン叩いて形にしていきます。
④3~5cm程の穴を作って種芋を置く
大体で構いませんので3~5cm程の深さの穴を作り、そこに種芋を置きます。
上記写真のように既に種芋から芽が出始めている場合は芽が上を向くように置いてあげましょう。
種芋の間隔は15cm~20cm程空けておきましょう。
⑤土をかぶせる
分かり易いように石が置いてありますが、最後に種芋に土をかぶせて完成です。
私は今回畑に合計16個のチョロギの種芋を植えました。
種芋を購入した紫桜館 山の花屋さんからいただいた紙には一つの穴に3個植えるという方法で紹介されていましたが、畑のスペースにも余裕があったので一つの穴に対して1個のチョロギを植えました。
ここから何日で芽が出るか楽しみです。
チョロギ栽培:種芋の植え方 – プランター編
次はプランターを使ったチョロギの栽培について。
日当たりの良い場所であればプランターでも簡単に栽培が出来るという事なので今回は畑+プランターの両方で栽培を開始しました。
プランターでの手順は以下の通り。
- プランターと培養土を準備
- プランターに培養土を敷く
- 3cm程の穴をあけ、種芋を置いて土をかぶせる
こちらも順に説明していきます。
①プランターと培養土を準備
プランターについては普通の花を植えるもので問題ありません。私は今回長方形のタイプを選択しました。(昔花を植えていたもの)
培養土については下記の様な野菜用のものを用意しましょう。
小さい容量でも問題ありませんが、収穫数が少なかったり小さくなったりしますのでスペースに問題が無ければ大きめのプランターで栽培する事をオススメします。
②プランターに培養土を敷く
プランターに培養土を敷いていきますが、プランターは水やりの際に土が流れ出てしまうので気持ち多めに敷いておきます。
③3cm程の穴をあけ、種芋を置いて土をかぶせる
畑に植える際と同様に3cm程の穴をあけ、そこに種芋を置きます。
最後に上から土をかぶせれば完了です。
種芋の間隔は15cm程空けましょう。
チョロギ栽培:手入れ、お世話の仕方
種芋を植え終われば後はお世話していくだけで、チョロギのお世話の仕方は至ってシンプルで、「水をあげる」だけです。
おまけに丈夫なのでちょっとやそっとでは枯れないという事。この栽培のし易さが初心者にもオススメ出来る点なんですね。
少しだけ気にしておいた方が良い点を紹介しておきます。
- 水のやりすぎに注意
- 周りの雑草は抜く
- 成長過程で支柱が必要
基本的には上記3点を注意しておけば問題無いと思います。
水を与えすぎてしまうと腐ってしまう原因になりますので真夏以外はあまり水を与えすぎない様にしましょう。
さいごに
いかがでしょうか。畑で栽培する場合は耕したり、畝を作ったりと力作業が必要ですが、プランターであれば小さなスペースでも問題無く、ベランダ等でも栽培する事が出来ます。
これでチョロギ農家?の仲間入りです。笑
また、手入れやお世話の仕方も他の植物と比べてみても簡単なので難易度も低いと言えるでしょう。
植える時期が3月~4月とまだ時間がありますのでよかったら挑戦してみて下さい。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。