この数日で「Brain(ブレイン)」が話題になっていますね。Twitterでも
- Brainヤバイ!稼げる!
- 今やらなきゃ損!
的なツイートをよく見かけます。
個人的な意見になりますが、手段はひとまず置いておいて、お金を稼ぐ人は良い意味で目の付け所が違いますね。今この「稼げるタイミング」でがっぽり稼ぎきってしまう。
私自身はこの仕組みを知っているのでその手の情報商材は購入していませんし、こういう波は正直言って嫌い。
今回はそんなBrainで稼ぐ仕組みについて。
Brain(ブレイン)とは
ブレインは知識共有プラットフォームとして展開されており、出品者が自分の持っている情報や知識をテキストとして販売する事が出来ます。
その辺りは先に展開されている「note」と同じですね。
購入者はお金を払って情報や知識を得る訳です。
自分の知識を売りたい、買いたいという方の需要と供給から成り立っています。
ブレインには紹介機能がある
ブレインの大きなポイントとして購入した商材を「紹介」出来る機能があり、今話題になっている「稼ぎ方」というのはこの紹介機能を使ったものなんですね。
出品者が自分の商材に対して紹介料を設定する事が出来、購入者が今度は紹介者となって商材を紹介をする事で購入者にも紹介料が入る仕組みになっています。
今起こっている波
早速今このブレインで起こっている波について。今起こっている波はインフルエンサーによるもの。
- 出品者が「ブレインでの稼ぎ方」という商材を出品
- 購入者はその商材を紹介すると紹介料が入る
- 出品者は購入者がどんどん紹介してくれるのでますます売れる
- 購入者が増える事で紹介者も増える
上記の様な流れで多くの人が「簡単に売れた!」「利益が出た!」と発信する事で興味を持つ方が増え、「私もやってみようかな」と購入者(紹介者)が増える事で大きな紹介連鎖を生んでいます。
これは私の想像でしかありませんが、ブレインの運営会社からすると、想定外の使用方法だったんじゃないかと思います。
稼ぎ方の仕組み
上記の波で紹介者は商材を読んで欲しいのでは無く、商材を購入して欲しい(紹介料が欲しい)んです。
紹介料を手に入れる為には紹介した商材を買ってもらないといけないのでTwitter等のSNSでどんどん発信している訳です。スマホで一度作ってしまった定型文を発信するだけで誰かが買ってくれるかもしれませんからね。
- 今やらないと損! ⇔ 今やってもらわないと私が儲からない
- 今買わないと損! ⇔ 今買ってくれないと私が儲からない
1点だけ言えるのは誰もウソは言ってません。
私自身、やり方は好きになれませんが、一部のインフルエンサーの方がこういった所にすぐに目を付け、この紹介連鎖の波を作る力というのは素直にすごいと思います。
ブレインで起こっている事
ブレインでは読んだ記事に対してレビューをつける事が出来る仕組みになっているんですが、現在高評価ばかりの記事となっており、記事の良し悪しが判別つかない状態になっているようです。
【レビュー基準について】
現在、Brainの各コンテンツのレビューが高すぎて、結局どのコンテンツが良いのか判別がつかない状況ができております。星5→2倍の値段払いたいくらい満足
星4→期待以上のクオリティ
星3→値段通りかな
星2→ちょっと物足りない
星1→不満を目安にお願いします。
— Brain公式アカウント (@BrainMarketCom) February 1, 2020
購入者は紹介者に買ってもらいたいはずなので内容の良し悪しよりも「高評価にした方が購入者が増える」と安易に考え、その結果高評価ばかりが目立つようになります。
ブレイン自体の仕組みは素晴らしい物だと思うので、価値の高い記事が広まる様、今後の運営に期待したいと思います。
さいごに
私自身、こういうツイートを見る度にモヤモヤした気持ちにさせられるんですが、誰も損をしていないのであればこういうやり方もあるのだと勉強にはなりました。
この手の商法はトレンドブログ同様にスピードが命。先んじてやり始めた人が大きく儲かる仕組みですね。
購入者を止めようなんて思っていませんし、これはこれで間違いでは無いと思いますが、恐らくこの手の商材の中身は「拡散、発信の仕方」や「謳い文句」について詳しく書かれているんだと思います。
言い方が汚いですが世の中、頭の良い人間がそうでない人間からお金を取るように出来ています。
この記事を書いている時点で私も波に乗っている事になってしまうんでしょうが、この仕組みについて少しでも参考になれば幸いです。
それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。