先日、Amazonプライムビデオで「ReLIFE」というアニメを見つけ、レビューも良かったので観てみたら…
30代のおっさんの胸にズバッと刺さりました。
社会人になってからのドロドロとした人間関係や高校生の甘い青春時代と友人関係が上手く描かれており、非常に良いアニメだと思います。
また、EDで流れる曲が毎回違うといった手法にも注目で、コンセプトは「海崎が本当の高校生時代の時にMDに入れて聴いていた曲」という形になっており、名曲ぞろいで鳥肌が立ちました。
特に、社会人になってから朝起きて仕事に行き、帰って来て寝るといった同じ様な毎日を繰り返している事に苛立ちやストレスを感じている方に観て欲しいです。
目次
アニメリライフの感想:簡単なあらすじ(ネタバレ無し)
まずアニメリライフの簡単なあらすじを紹介させていただきます。
以下あらすじ。
アニメリライフのあらすじ
とある事件が発端となり、勤めていた会社を辞めてしまった主人公、海崎新太(かいざきあらた)27歳無職。
主人公、海崎は再就職の為に就職活動を繰り返すも中々上手くいかず、親からの仕送りが無くなる事を告げられ途方に暮れていました。
そんな海崎の前にリライフ研究所の職員、夜明了(よあけりょう)が現れる。
夜明は海崎にニートを対象とした社会復帰プログラム「リライフ」への実験参加を提案し、その報酬としてリライフ参加中の生活費を保証する事と、実験終了後の就職先斡旋を約束する。
リライフとは中身はそのままで外見だけが若返り、高校3年生の1年間を高校生として過ごすという実験だった。
海崎はリライフ実験に参加する事を決め、1年間の高校生活を通して友情、恋愛、協力、協調といった事を再体験し人間として成長していくのであった。
高校生の苦悩、友情、恋愛といった事が主人公、海崎新太を中心に描かれており、観ていてどこか懐かしさやワクワク感を感じると共にどこか寂しささえ感じる作品です。
ではここからは各話ごとにネタバレを含んで紹介していきますのでネタバレが嫌な方は本編をご覧ください。
アニメリライフの感想:1話~5話のストーリー(※ネタバレ有)
リライフは全17話で構成されており、最後は気持ちのいい終わり方をしていますので早速各話ごとに紹介していきます。
一話:海崎新太(27)無職
大学院卒の海崎新太(かいざきあらた)は新卒で入社した会社をたった3ヶ月で退職してしまいます。(後に退職した理由が分かります)
海崎は就職活動をしながらアルバイトと親の仕送りで生計を立てるも、就職活動が上手くいかない事から親からの仕送りを止められます。
学生時代の友だちとの飲み会ではフリーターである事を隠しつつ疲れた日常を送っていたな矢先、海崎の前に夜明了(よあけりょう)が現れ、ニートを対象にした社会復帰プログラム「リライフ」の実験参加を勧められます。
リライフとは、中身はそのままにして外見が若返り、1年間だけ高校3年生をやり直すといった内容でした。
海崎は実験中の生活費が貰える事と、実験終了後に就職先を斡旋して貰えるという事から実験への協力を承諾します。
そうして一錠の薬を飲み、外見が10歳若返った海崎は高校へ編入し、3年生の1年間をやり直す事になりました。
編入初日、編入生としてクラスに入りづらそうにしている海崎だったが、後方の席に着席する。
すると「そこ、私の席なんですけど…」と女生徒に声を掛けられ、見事な慌てっぷり。
編入初日のテストは散々な結果で、筆箱を忘れたり、リュックに入っていたタバコが見つかってしまう等、幸先の悪いスタートとなります。
そして、クラスメートには海崎にリライフ実験への協力を申し出た夜明の姿があり、夜明は海崎を近くで観察しつつサポートするといった役割が与えられていました。
二話:コミュニケーション能力0点
前日のテストの結果は散々であり、まさかの全教科赤点。
海崎が編入した青葉高校では成績上位2名が学級委員に任命され、学級委員は学級委員の仕事がある代わりに学費や食堂での食費が免除されるといった特典がありました。
海崎のクラスでは大神和臣(おおがかずおみ)と日代千鶴(ひしろちづる)の2人が学級委員に選ばれました。
大神は海崎の前の席に座っている金髪でパッと見がチャラチャラしているが頭脳明晰。日代は女子学年一位の秀才だが暗いイメージの生徒。
その日の昼食、海崎は大神と同じく編入性の小野屋杏(おのやあん)と食堂に向かうと何やら職員ともめている日代の姿が。
話を聞くと学級委員になったのでお金が要らないと学校にお金を持ってきていなかった日代が昼食を頼めずに困っており、成り行きで海崎は彼女に1,000円を貸す事に。
日代は女子学年一位という成績優秀者でありながら、コミュニケーション能力が無い事から友達が居らず、食堂での一件の後、勇気を振り絞って海崎と会話し、友達になろうと少しずつコミュニケーションをとるのでした。
三話:オッサンですから
体育での体力測定の日、大神は頭脳明晰でスポーツも万能…かと思われたが、意外にも運動は苦手なようでそれを見た海崎は微笑む。
学生時代に運動神経が良かった海崎は良い所を見せようとするも身体が付いて行かずケガをして同じクラスメートにお姫様抱っこで保健室に連れていかれる始末。
見た目が若くても中身は27歳だという事で、頭で思っている事に対して身体がついていかないという現実を体感する結果に。
一報、同じく頭脳明晰の日代はというと、友達を作ろうとクラスメートの狩生玲奈(かりうれな)とコミュニケーションを取ろうと頑張っている。
狩生は頭も良く、スポーツも万能ながらクラス2位の成績で学級委員の座は日代に奪われ、体力測定でも玉来ほのか(たまらいほのか)に次ぐ2位と1番になれない事に悩みを抱える女子生徒であった。
四話:堕ちる
狩生と友達になろうと、目が合う度に微笑む日代であったが、ぎこちない笑い方から狩生には嫌味と受け取られてしまい、次第に狩生は険悪な思いを募らせていく。
狩生は努力を重ね、結果を出している賢い生徒だったが、勉強で日代に次ぐ2位、スポーツでは玉来に次ぐ2位と1位になれない現実を突き付けられ、日に日にストレスを溜めていく。
そんな狩生を気にしている海崎であったが、とある日の放課後に事件が起こる。
職員室前に置いてある日代のカバンを見つけた狩生がストレスから間が差してしまい、日代のカバンを隠そうと持ちだしてしまうのだった。
五話:オーバーラップ
急いで学校を後にしようと日代のカバンを持って行こうとした矢先、日代のカバンを持った狩生に気づいた海崎が階段で声を掛ける。
「そのカバンをどうするつもりだ?」
焦った狩生は階段で転倒し、それを庇う形で海崎も階段から転落してしまう。
二人は保健室で目を覚ますが、持ち物の中から日代のカバンは消えており、階段から転落した事を先生に伝えたのは日代だという事を知る。
海崎は狩生にどうしてそんな事をしてしまったのか聞くと、それは日代に対する嫉妬と嫉妬からくる苦しみだったという事を知る。海崎は自身の社会人時代の「嫉妬や妬みから他社を落とす」といった事を思い出すのだった。
普段から狩生をみていた海崎は狩生の長所、狩生の努力が素晴らしい事だという事を伝え、励まし、学校を後にする。
校門に向かうとそこには日代の姿があり、日代は狩生が自分のカバンを持ちだして何をしようとしていたのかが分からず海崎に相談するが、海崎はいつもの様に狩生に直接聞いてみる事を勧める。
狩生が校門に来ると日代は狩生に真相を聞き、狩生もまた日代のこれまでの不器用な笑顔が嫌味ではなく、友達になろうと努力した結果である事を知る。
狩生は日代に真っすぐに謝り、二人はこれを機にコミュニケーションを取るようになるのだった。
1~5話の感想
ここまでが5話分の内容となりますが、長くなりそうなので記事を分けて執筆させていただこうと思います。
ここまでは高校生ならではの人間関係を中心に物語が進み、それに対して見た目は高校生だが「27歳」の海崎が助言をするといった形で積極的に関わっていく。
視聴している私も海崎と同じ目線から高校生活を振り返るという訳ではありませんが、リライフというアニメを通して疑似体験させてもらっている気がします。
AmazonプライムビデオやU-NEXTでは17話までいっきに観る事ができ、1ヶ月間の無料トライアル期間があるので気になる方はチェックしてみて下さい。
6話~10話についてはこちらをご参考下さい。