前回までにアニメReLIFEの1話~10話までを紹介させていただきました。今回は11話~最終回の17話までを紹介させていただきます。
AmazonプライムビデオやU-NEXTでは全話を観る事ができ、約1ヶ月間の無料トライアルもありますので気になる方はチェックしてみてください。
1話~5話については こちら
6話~10話については こちら
では早速11話から紹介していきます。
目次
アニメリライフの感想:11話~17話のストーリー(※ネタバレ有)
ここからは最終回の14話までをネタバレ含みで紹介していきますのでネタバレが嫌な方はご遠慮ください。
11話:過去トリップ
ある日、海崎(かいざき)はリライフ研究所の職員で海崎の観察兼サポート役の夜明(よあけ)に元に戻る薬が欲しいと頼む。
海崎が元の大人の姿に戻りたい理由は勤めていた勤務先で亡くなってしまった先輩のお墓参りがしたいからだった。
その亡くなってしまった先輩は新入社員だった海崎の指導を担当する女性社員であり、営業成績抜群のキャリアウーマンだった。
また、彼女は自ら命を絶ってしまい、それは職場の同僚達からの妬みや嫉妬からくる嫌がらせが原因であったが、社長を含め他の社員はそれを認めずもみ消した。
この事が要因となり海崎は社長と対立し、会社を退職したのだった。
海崎と夜明は共に先輩のお墓参りに行き、そこで海崎の後輩にあたる社員2人と偶然遭遇する事になる。
後輩社員2人と会話を交わす海崎だったが、後輩たちは海崎が社長と対立した事に感服しており、海崎に退職してからの事を質問する。
海崎は再就職には苦労し、フリーターだが自分自身が行った判断に後悔は無く、真っ直ぐに自分の思いを伝えた。
後輩と遭遇したのは夜明の粋な計らいだったが、海崎はリライフ生活を通して成長し、夜明けもまた2人目の被験者である海崎とコミュニケーションを取るうちに1人目の被験者(上司の指示通り)とは違った行動を取るようになるのだった。
12話:ダブルパニック
夏休みに入る事で再試から抜け出せると思っていた海崎だったが、夏休み中も再試がある事が分かり、落胆する。
大神との会話の中で、海崎は大神に好きな人や気になる人はいないのかと聞くが、大神は恋愛事情に疎く、大神に対して恋心を抱く狩生にも全く気付いていなかった。
海崎は呆れつつもそんな大神に人を好きになるという感情がどういうものなのかを説明する。
そんな感情を聞いた大神はすぐに狩生の事が頭に浮かんだが、まだ自分の思いに気づけないでいた。
逆に大神からも気になっている人はいないのかと質問を受けるが、一年限定の高校3年生を過ごしており、実験が終わった後は関わった全ての人から被験者である海崎の記憶が無くなるという現実に寂しさを感じていた。
学校を後にする海崎と大神たったが、帰り道に男性と話をする狩生を目撃する。
大神は驚き、物陰から2人の様子を伺っていると、狩生が転びそうになった所をその男性が支える形となる。
自分じゃない他の男性が狩生に触れている所を見た大神は居ても経っても居られなくなり、2人の下へ飛び出していく。
その男性は海崎が先輩のお墓参りに行った時に遭遇した後輩社員だっただが、大神はこの事がきっかけとなり狩生の事が好きだという事に気づく。
そんな2人を見て空気を読んだ海崎はその場を後にするのだった。
個人的にブルッと来たのがED前~EDにかけて「Whiteberryの夏祭り」が流れる事。私自身の青春時代の曲であり涙腺が緩みました。
13話:夏祭り
夏祭りで狩生に告白をする事を決意した大神だったが、狩生もまた夏祭りで大神に告白しようとしていた。
それを知った日代は大神と狩生が別々の大学に進むかもしれないのに対して気持ちを伝える意味があるのか分からないでいた。
大神と狩生が2人きりになれる時間を上手く作り、大神の告白は成功し2人は付き合う事になる。
そんな中、海崎は夜明と腕を組んであるいている日代を目撃し、複雑な気持ちになる。
自身が大神に伝えた好きだという感情「他の人に触られると嫌な気持ちになる」が正にそれであり、自分の日代への気持ちに薄々気づくも、忘れられる存在である自分が高校生の青春の邪魔をしてはいけないという思いが葛藤する。
クラスメートに計られ、2人きりで花火を見る事になった海崎と日代だったが、ここで日代も被験者である描写が流れる。(視聴者だけが分かる描写)
2人は急接近するのだが、お互いにこの一年間で忘れられる存在である事から1歩踏み出せないのであった。
14話:Seed
2学期となり、学級委員は大神と狩生カップルが務める事に。
今まで女子学年1位だった日代に勝った狩生は、素直に喜べずに日代に対してわざと負けたんじゃないかと詰め寄るが、日代は狩生がそういうのを嫌うと分かっており、わざと負けたのではなく、海崎の事で頭がいっぱいで本調子を出せなかったのだった。
日代は海崎の今までの行動や振る舞いをみて、海崎も自身と同じ被験者では無いかと気づくが、夜明や小野屋からは上手くはぐらかされる。
被験者の記憶は関わった人から無くなってしまうが、被験者が経験した記憶は残る。
だが、お互いが被験者だった場合はお互いの記憶が無くなってしまう事を日代は感づいたのだった。
15話:Need
日代に対する自身の気持ちに気づいた海崎だったが、一年限定の高校生活であり、実験終了後は日代から自身の記憶が無くなる事が分かっているので踏み出せずにいた。
そして文化祭当日。
思い出を作ろうとするクラスメートを前に、海崎は写真に写らないようにするなど、思い出に残らない様に行動する。
一方の日代も海崎に抱く感情が「恋」だという事に気づかず、自身の気持ちを確かめる為に色々と行動を起こすのだった。
16話:Date
補習の勉強中、海崎は大神からクリスマスデートの行き場所について相談される。
好きな人とならどこに行っても楽しいんじゃないのかと伝えるが、大神からは逆に日代を誘わないのかと聞かれ、高校最後のクリスマスの思い出を消えてしまう海崎自身が踏み込んではいけないと葛藤する。
日代もまた、自身の思いに整理がつかず、逆に海崎から距離を置いてみようと海崎を避けるのだった。
避けられている事に気づいている海崎だったが、日代の事だから何か試しているんだろうと思っていた矢先、日代から突然クリスマスデートに誘われる。
デート当日、二人はお揃いのストラップを購入する。
EDでは名曲「LA・LA・LA LOVE SONG」が流れ、海崎と日代がリライフ被験者でありながらお互いに気持ちを伝えあうのだった。
17話:Life
想いを伝えあった海崎と日代だったが、実験が終わる卒業式まであと少し。
二人は卒業式のその日まで大切な時間を共に過ごす。
海崎は気づいていないが、被験者同士の二人にとって実験終了とはお互いの記憶からお互いの存在が消えてしまう事を意味しているのだ。
迎えた卒業式…
最後に二人は抱き合い、お互いの事を忘れないと告げ、そして二人のリライフ実験が終わる。
海崎は夜明から、日代は小野屋から大人に戻る薬をもらい、薬を飲んだ後は副作用で急な眠気に襲われ、目が覚めた時には二人の記憶が関与した人間から無くなる。
夜明と小野屋は電話で2人の実験が終わった事を確認し合う。
そして眠ってしまった日代の布団を掛け直そうとした時…
黒のマジックペンが転がり落ちる。
小野屋は気づいてしまった。
眠っている日代の手の平に「私は海崎新太に恋をした」と書かれているのを。
実験が終わっても被験者の記憶は無くならない。だが、海崎も自身と同じ被験者であると読んだ日代は自分の記憶から海崎の記憶がなくなる事を予測し、手の平にメモしたのだった。
それを見た小野屋は号泣してしまう。
私に気づかれたらいけない
知ってしまったら私は対処しなくちゃならない
どうしてもっと上手くやってくれなかったの… 日代さん…。
時は進み、海崎は夜明からいくつかの就職先の斡旋をされるが、紹介先には無かったリライフ研究所で働きたいと申し出て、リライフ研究所の職員として働く事になる。
自身の経験を役立てたい。そんな思いから海崎は大神の家へ向かう。リライフ実験中に大神から「大神の兄が職場の嫌がらせによって引きこもってしまった」と聞いていたからだ。
そして海崎が会社の飲み会に参加したある日の事。
遅れて参加した海崎が席に座ると…
そこ、私の席なんですけど。とそこには日代の姿があったのだ。もちろん二人から記憶が無くなっているので2人とも、初対面同様の対応だった。
飲み会が終わり、他の社員たちが二次会へ向かおうとする中、2人は再び店の前で顔を合わせる。
日代は海崎が「被験者」だと呼ばれていたを聞いていて、海崎に対して被験者だったのかを尋ねる。
海崎は昨年リライフしていた事を告げると、日代もまた自身がリライフ被験者だった事を伝える。
海崎は日代のリライフがどうだったのかを問うと…
2人で見た花火大会の話に。
そして、断片的に記憶が戻り…
日代さん!?と声をかける海崎。
日代は、自分の手の平を見つめリライフ実験最終日に涙を流しながらメモした「私は海崎新太に恋をした」というのを思い出す。
海… 崎… さん…
お互いの存在を思い出した二人は小雨の降る中、抱きしめ合うのだった…。
11話~17話の感想
切ない。切なすぎる。
結末に向かって一気に走り抜けた感がありましたが、日代が手の平にメモした内容を見つけてしまった時に号泣する小野屋がすごく切なく、泣けます。
17話のストーリーを紹介している時も思い出して涙が出てきました。
そして最後の日代が手の平にメモしているシーンでは書いている日代本人が泣きながらメモしているのが分かります。
最後はハッピーエンドで終わりますが、二人のその後がすごく気になります。
日代がリライフ研究所で働くきっかけは、海崎がリライフ研究所で働く事を夜明に聞いたからだと思います。
日代自身も就職の斡旋先リストには無かったが、担当に強く勧められたと言っていましたのでほぼ間違いないと思います。いや、小野屋ナイスプレー。
最初は薬を飲んだら見た目だけ若返るとかぶっ飛んだ設定だとも思いましたが、純粋に楽しく、そして元気を貰った作品です。
社会人生活に少し疲れてしまった方、是非リライフをご覧ください。
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