2019年3月22日に日本で公開された映画「バンブルビー」について。先日、Amazonプライムビデオにバンブルビーが追加されていたので早速観てみました。
私自身、トランスフォーマーシリーズが大好きで今までの全作品を観てきました。今回はその中でも私の好きなキャラ「バンブルビー」が主役となる映画だったので私の感想と共に紹介させていただきます。
以下はネタバレを含みますのでネタバレ大丈夫だよ!という方だけ進んで下さい。
目次
今作のポイント
今作バンブルビーは映画1作目のトラスフォーマーから20年前の話を題材に制作されており、舞台となるのは1987年のカリフォルニア州です。
第1作トランスフォーマーより以前の話という事で、トランスフォーマーに続く話がちょくちょく出てきます。
- バンブルビーの名前が付いた理由
- バンブルビーが話す事が出来ない理由
また、今作は主人公がチャーリー・ワトソンという女性であり、家族関係に悩みを持ったチャーリーがバンブルビーを通じて一人の大人へと成長していく過程が美しく描かれています。
あらすじ ※ネタバレ有
舞台はカリフォルニア州。映画第1作「トランスフォーマー」より20年前の話。
父親が亡くなって以来新しい家族の中で溶け込めず、1人浮いてしまっている女の子チャーリー・ワトソン。
亡き父親と修理していた車”コルベット”を直し、家を出ていく事を目標に遊園地でアルバイトをしながら日々を過ごすが、家族の中で1人浮いてしまっているチャーリーからは笑顔が無く、同級生からも笑われ、暗い生活を送っている。
そんな中、通っていた修理店の廃材置き場で動かなくなっているビートル(フォルクスワーゲン)を見つける。
18歳の誕生日を向かえたチャーリーは店長にお願いしてビートルを直す事が出来たら譲って欲しいと頼んだ結果、見事ビートルを修理して譲り受ける事に。
ところが自宅の車庫でビートルをいじっているとビートルは突然変形し、ロボットに。戸惑うチャーリーだったが、変形したビートルに「バンブルビー」という名前を付け、バンブルビーと接している内に彼女の表情にも笑顔が戻る。
バンブルビーが地球にやってきた理由は…
惑星サイバトロンで起こっていたオートボットとディセプティコンの戦争で、ディセプティコン優位の戦況を覆すべく体制を整える為に地球を拠点にする。そして、その地球を守る為にバンブルビーはやってきたのでした。
しかし、地球にやってきたバンブルビーはディセプティコンの最初の追っ手ブリッツウィングとの死闘により記憶を失っていました。
一方、オートボットの殲滅を企むディセプティコンはバンブルビーの行き先が地球と分かると、2体のロボット「シャッター」と「ドロップキック」にバンブルビーを追わせる。
ディセプティコンのシャッターとドロップキックは人間に接触し、バンブルビーを害のあるロボットと偽りの情報を流して人間を味方に付ける。人間もまた、変形ロボットの技術に関心を持ち、ディセプティコンである彼らの技術を欲する。
結果的に人間は騙される形となり、ディセプティコンにまんまと使われバンブルビーは捕獲される。
ディセプティコンは捕獲したバンブルビーから映し出されたホログラムをみてオートボットのリーダー「オプティマスプライム」の狙いが地球であると分かると、ディスプティコンの他の仲間たちを地球に集結させ、オートボットを滅ぼそうと画策。
ディセプティコンの2人はタワー型のアンテナを使って他のディセプティコン達にメッセージを送り、地球に集結させようとします。
同じくオプティマスのホログラムを偶然的に見たバンブルビーは記憶を取り戻し、チャーリーと共にディセプティコンの2人を倒すべく最後の戦いに向かうのだった。
バンブルビーを観た感想
私がバンブルビーを観たのは2020年1月末の話ですが、その時点でのAmazonプライムビデオでの評価は★5つ中4.3という高評価で私自身も非常に良かったのでは無いかと感じました。
バンブルビーの過去と表現の細かさ
冒頭でも述べましたが、バンブルビーという名前が付けられた理由やバンブルビーが話せなくなってしまった理由が分かります。
シリーズ全編を通して愛くるしいキャラで人気のバンブルビーは本作でも健在で、個人的に驚いたのは表情が無いとされるロボットなのに喜怒哀楽が見事に表現されている事。
喜ぶバンブルビー、怒っているバンブルビー、悲しそうなバンブルビー、楽しそうなバンブルビーとどれをとっても素晴らしかったです。
ますますバンブルビーのファンになりました。
主人公チャーリーの良さ
主人公チャーリー・ワトソン(18歳)を演じたのはヘイリー・スタインフェルドさんという女優さんで吹替え版の声はこちらも女優の土屋太鳳さんが担当しています。
このチャーリーが良いキャラをしているんですね。父親を亡くすといった辛い過去があり、今の自分に正直になれず、家族関係も上手くいかない。
そんな彼女がバンブルビーを通じて明るさや笑顔を取り戻し、心身共に成長していく。
バンブルビーとは最後にお別れをするんですが、そのシーンも素敵でした。
また、土屋太鳳さんも声も全然違和感無く原作通りのイメージだったんじゃないかと思います。
登場人物・キャラクターが少ない
登場人物・キャラクターが少ないのはよくないと思われがちですが、その分1人1人のキャラクターが濃く描かれ、物語も非常に分かり易いです。
映画でよくみられる、「あれ?このキャラ誰だっけ…、何してた人だっけ…」という事が無く、自然に頭に入ってきます。
また、人間同士の口論や友情といった良し悪しの関係と人種を超えた人間とオートボットの友情が美しいです。
また、他のトランスフォーマーシリーズから代々引き継がれている
- 正義のオートボット
- 悪のディセプティコン
- 人間
の3つの人種ですが、今作でも強大なディセプティコンに向かっていく為にオートボットと人間か協力するシーンというのは熱くなりました。
三国志で例えると強大な「魏」を倒す為に「呉」と「蜀」が協力関係となるのに似ていますね。
登場する車・航空機
トランスフォーマーシリーズは正義のオートボットと悪のディセプティコンに分類されるのですが、両者共にビークルモードといって変形する事が出来ます。
シリーズを通してみてもビークルモードで登場する車や兵器は多彩で今作で登場する車や航空機は以下の通り。
【オートボット】
- オプティマスプライム ⇔ フレイトライナー(COE)
- バンブルビー ⇔ ビートル → カマロ
【ディセプティコン】
- ブリッツウィング ⇔ ファントムⅡ
- シャッター ⇔ プリムスGTX ⇔ ハリアー(戦闘機)
- ドロップキック ⇔ AMCジャヴェリン ⇔ AH-1Wスーパーコブラ(ヘリ)
シリーズを通して言えることなんですが、戦闘機やヘリといった航空能力のある機体に変形するのはディセプティコンがほとんど。
なんかちょっとズルいなぁなんて思いますが、民間用ロボット群が先祖のオートボットと違ってディセプティコンの先祖は軍事用ロボット群なのでその辺りの違いですね。
さいごに
映画バンブルビーについて紹介させていただきました。過去にトランスフォーマーを観た事がある人はもちろん、トランスフォーマーシリーズを観た事が無い人でも楽しめる内容だと思いますので是非一度観てみて下さい。
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それでは最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。